このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動




サイトメニューここまで
本文ここから

木造阿弥陀如来立像

ページ番号:584-704-214

最終更新日:2018年4月12日

木造阿弥陀如来立像

指定情報

指定

《市指定 第59号》 平成12年3月1日

所在地 鯖江市杉本町 西光寺
管理者 浄土真宗本願寺派石田殿西光寺
時代 平安時代後期
員数 1躯

概要

 石田殿西光寺は七世存如(ぞんにょ)が越前巡錫の折開創したと伝えられ、もとは鯖江市石田町付近にあった。この阿弥陀如来像が当寺に由来した経緯等については不明である。
 像高99.0cm、桧の一木造で肉身部は漆箔・衣部は黒漆塗り。いわゆる三尺の来迎阿弥陀如来立像で、頭体幹部を一財から彫り出し、内()りは施さない。右内側袖、左前(はく)部とそれに懸かる袖をそれぞれ()ぎ、両手首先を矧ぐ。また、両足首以下を矧ぐ。螺髪(らほつ)は耳より全面切子形(角ばったもののかどを切り落とした形)で、頭に肉髻珠(にっけいしゅ)白毫(びゃくごう)(共に水晶嵌入(かんにゅう))をあらわす。右腕屈臂(くっぴ)、左腕垂下で来迎印を結ぶ。衲衣(のうえ)偏衫(へんさん)を着け、(くん)をはく。台座は蓮華十二重座、光背は二重円相光。
 穏やかな表情の丸顔・薄い体奥・平板な肉付け・浅い衣文線などの特徴から、12世紀前半頃に当地で制作されたと推定される。一度、火にかかったらしく保存状態は良くないが、平安時代後期の典型的な来迎印阿弥陀如来像として貴重である。

※一般公開はしていません

本ページの無断転用・転載を禁じます

お問い合わせ

このページは、文化課が担当しています。

〒916-0024 鯖江市長泉寺町1丁目9番20号

文化振興グループ
TEL:0778-53-2257
FAX:0778-54-7123
文化財グループ
TEL:0778-51-5999
FAX:0778-54-7123

このページの担当にお問い合わせをする。

情報がみつからないときは

サブナビゲーションここまで

鯖江市章
〒916-8666 福井県鯖江市西山町13番1号
TEL:0778-51-2200(代表)
FAX:0778-51-8161
  • 鯖江市の花・木・鳥
    つつじ・さくら・おしどり
  • 人口と世帯
  • 鯖江市の動物レッサーパンダ
    メガメガ・ウルウル
トップへ戻る
Copyright (c) Sabae City. All Rights Reserved.
このページのトップに戻る