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木造阿弥陀如来立像

ページ番号:895-185-614

最終更新日:2019年12月22日

木造阿弥陀如来立像

指定情報

指定 《市指定 第146号》 平成26年4月1日
所在地 鯖江市石田上町 西蓮寺
管理者 浄土真宗本願寺派光暁山 西蓮寺
時代 室町時代
員数 1躯

概要

 浄土真宗に通有の来迎印(らいごういん)阿弥陀如来(あみだにょらい)立像(りゅうぞう)であり、構造も鎌倉時代以来の寄せ方を踏襲している。
 本像を最も特色づけるのは大きく作られた頭部であり、一粒ずつ丁寧に刻出された螺髪(らほつ)や球状かつ大粒に作られた端部に特徴がある。肉髻(にくけい)部はやや小さく、地髪部との境目の段は明瞭ではない。正面の髪際は中心が心持ち下がるもののほぼ一直線に近く、顔の輪郭は面長で目は大きめである。また、耳朶(じだ)先端が左右に外側に向け跳ねるように反っている。体部では、袈裟(けさ)正面のU字形の衣紋(えもん)は細かく刻まれている点が特筆されるが、鎌倉時代のものに比べると、鎬立てて立体感を強調したり、衣紋のラインの自由さや大胆さが少なくこじんまりと収まる。
 なお、本像の台座は本来のものが失われたため、江戸時代に後補(こうほ)されたと考えられるが、同時代の真宗系仏像のものと比べて非常に段数が多く、細かな装飾が目を引くという特色を持ち、本寺の寺格の高さを如実に示す例として重要である。

※一般公開はしていません

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