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木造男神坐像

ページ番号:541-043-808

最終更新日:2018年4月12日

木造男子坐像

指定情報

指定 《市指定 第49号》 平成10年3月31日    
所在地 鯖江市中野町 中野神社
管理者 中野町
時代 鎌倉時代
員数 1躯

概要

 箱書きによると、明治41年(1908)、内務省の社寺併合訓令により、中野神社へ合祀されたとされる。
 像高47.5cm、桧の一木造で、現状では素地(木肌)が見えている。巾子冠(こじかんむり)を被り、あごに長いひげを生やし、(ほう)をまとい、両手を組み合わせ(しゃく)(現在は忘失)をもって坐す。両足は表さない。
 冠の巾子は、幅が広く厚みもある古様を示し、また真ん中に折りじわを表して丁寧な表現をみせる。面相部は表面がやつれて目鼻立ちははっきりしないが、頬が張り、奥行きも深い。わずかに見える右耳の耳輪は、柔らかく端正に刻まれている。基部を大きく作るひげの形には、伸びやかさを感じる。袍の立ち襟を刻んで、細かい気配りもみせる。体躯は横一直線に手を組んだ肘を張り、左右の袖を地付きまで大きく垂らして、安定感を出している。組み手する袖の間から、衣の一部を飾りのように垂らすのは珍しい。小像ながら、全体に端正にまとまった佳品と言えよう。

コラム 笏

 朝務・神拝の際に手にもつ官人用の長方形の薄板。後には威儀用化したが、もとは板の内側に必要事項を忘れないように書いておくためのものだったという。

※一般公開はしていません

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