加多志波神社の鼻高
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最終更新日:2017年5月28日
指定情報
指定 | 《市指定 第13号》 昭和50年8月25日 |
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所在地 | 鯖江市川島町 加多志波神社 |
管理者 | 川島町 |
時代 | 室町時代後期 |
員数 | 1面 |
概要
川島町の加多志波神社には、国指定重要文化財の木造
本面は木造、漆塗りの面で、彩色が施されており、面の長さは25.0cm、幅17.0cm、厚さ4.0cm、肉厚2.3cm、重さ400g、鼻の高さは10.0cmである。
背面部に、「此面者天文七年五月十一日作果也 奉伽像脇行泉坊より廿文 大瀬殿より廿文 戒乗院□十禅執立三□行月 (花押)」との墨書銘があり、天文7年(1538)5月に奉納されたことがわかる。また、「大工新兵衛作 意匠 弐百文入用也 色取雑に百文入用也 以上三百文入用 大日本国越前川島庄内 山王八幡宮御殿之宝前西之方の一畳」とも記され、大工・新兵衛が作り、費用が300文の費用をかけて制作されたことがわかる。
作風は素朴であるが、反面豪壮でもあり、地方にあっては珍しい形態をもつものである。
コラム 天狗
鼻高とは天狗のことである。山奥で聞こえる正体不明の怪音が、天狗の古い形であるらしい。山に入って修行する
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