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八幡神社の狛犬

ページ番号:727-861-128

最終更新日:2018年1月7日

八幡神社の狛犬

指定情報

指定

《市指定 第15号》 昭和50年8月25日

所在地 鯖江市神明町2丁目 八幡神社
管理者 神明町2丁目
時代 室町時代後期
員数 1対

概要

 八幡神社は、国の史跡に指定されている兜山(かぶとやま)古墳(国指定史跡)の上にある。この神社があったために、はるか5世紀に造られた古墳は、現在まで良好な姿を保つことができた。
 狛犬は、背丈52.0cm、体長46.0cm、尾部丈26.5cm、凝灰岩製の像である。凝灰岩とは笏谷石(しゃくだにいし)ともいい、砂や(れき)、あるいは火山灰などが積ってできる堆積岩のことであり、軟質で耐久性には乏しいが、容易に彫刻ができる。
 両像は正面を見据え、ともに頭頂部に角の名残の突起がわずかに見られる。頭部がやや大きく、背を丸め、四肢は細めである。たて髪は二段の房状となって垂れ、量感はやや乏しく、先端は小さく曲がっている。均整のとれた体つきで、全体に穏やかな作風になっている。
 阿形(あぎょう)の左前肢外側に「天文十九年三月三日寺尾次郎」、また、吽形(うんぎょう)の右前肢外側に「天文十九年三月三日小河弥六」との針刻銘があり、天文19年(1550)の年号が記されている。このように年号が書かれた狛犬は本県にも類例が少なく、作風も素朴で珍しいものである。

コラム 狛犬

 狛犬は獅子の形を基本として作られ、その起源はエジプト・ペルシャ・インドなどの神殿や門前に置かれた獅子形(ライオン)にまで遡る。これが中国に流入すると、ライオンから唐風の獅子に変化し、それを源流としてわが国の狛犬が生まれた。狛犬の名称は、朝鮮半島のことを高麗(こま・狛)と称したことからきているが、「外来の犬」という意味合いの呼称である。

※一般公開はしていません

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