木造十一面観音菩薩坐像
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最終更新日:2018年1月11日
指定情報
指定 |
《市指定 第33号》 平成7年3月30日 |
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所在地 | 鯖江市南井町 片上神社 |
管理者 | 南井町 |
時代 | 鎌倉時代後期 |
員数 | 1躯 |
概要
片上神社には、十一面観音・聖観音(鯖江市指定第34号)・阿弥陀如来(鯖江市指定第35号)の三尊が安置されている。この神社は、元の春日神社と白山神社を合わせて祀ったもので、三体の仏像は元は白山神社で
観音菩薩の中には、
片上神社の十一面観音は、像高39.5cm、
近くを見つめて坐る表情や姿態に、堅実な鎌倉時代の作風に通じる特色がみられる。三尊とも皆同じ顔立ちをしていることから、同時代に作られたもので、鎌倉時代終わり頃の作品と推定される。小さな仏像であるが、表情も締まり、均整のとれた体つきである。白山三所権現の三体そろった遺品は数少なく貴重なもので、神社背後の文殊山と白山との関係を伝える好例といえる。
コラム 六観音
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