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木造阿弥陀如来立像

ページ番号:507-335-251

最終更新日:2018年4月12日

指定情報

指定

《市指定 第45号》 平成9年3月1日

所在地 鯖江市長泉寺町2丁目 中道院
管理者 天台宗霊地山中道院
時代 平安時代後期
員数 1躯

概要

 「すりばち(やいと)」で有名な中道院の本尊であり、本堂須弥壇(しゅみだん)上に安置される。
 像高94.5cm、桧の一木造で、肉身部は金泥(きんでい)塗り、衣は黒漆塗りである。構造の詳細は不明だが、おそらく頭体幹部を一材から彫り出し、内()りを施す。これに、両肩から下、両足先などを()ぎ付ける。螺髪(らほつ)は切子形(角ばったもののかどを切り落とした形)である。頭に肉髻珠(にっけいしゅ)、額に白毫(びゃくごう)を表す(ともにガラス製か)。納衣(のうえ)偏衫(へんさん)(くん)を身にまとう。両手とも第一・二指を付ける来迎印を結び、両足をそろえて蓮華座に立つ。光背は挙身光である。肉髻珠と白毫、表面の仕上げ、光背および台座等は後補と思われる。
 平安時代後期は浄土教の流行に伴い、さまざまな姿の阿弥陀如来像が作られた。来迎印像は、阿弥陀如来の来迎の様子を生前から観想するため、あるいは臨終儀式の本尊として作られた。本像のような来迎印の立像も、当初はそうした用途で作られたものであろう。この印相の立像が作られるのは12世紀に入ってからで、特に後半から多く見られるようになる。本像は、その穏やかな顔つきや、ゆったりとした曲面、曲線で構成される体つき、浅く彫られた衣文などの特徴から、12世紀頃の制作と推定される。その出来ばえはなかなか良く、端正な像容である。当地での制作と考えるより、京都辺りの中央で作られ、何らかの事情で当寺にもたらされたものであろう。鯖江市では数少ない平安後期に溯る古像で、様式もこの期の典型的な作風を持ち、美術史的に貴重な一作である。

コラム すりばち灸

 毎年2月20日と3月2日に行われ、頭にすりばち型の護摩炉をかぶって無病息災を祈願する全国的にも珍しい行事。平安時代、元三(がんざん)大師が護摩を焚いて祈祷し、疫病流行を鎮めたことが起源という。

※一般公開はしていません

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