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兜山古墳

ページ番号:229-758-818

最終更新日:2017年3月26日

兜山古墳

指定情報

指定

《国指定》 昭和52年8月10日

所在地 鯖江市神明町2丁目
管理者 鯖江市
時代 古墳時代中期
員数 1基

概要

 兜山(かぶとやま)古墳は、鯖江台地北部の緩やかな東側斜面に立地する二段築成の大型円墳である。旧北陸道に面した八幡神社の社叢(しゃそう)がそれであり、神社の社殿は墳頂上に建っている。墳丘全体が神社地となった結果、古墳が現在まで良好な状態で保存されてきた好例である。
 名称の由来については、もともと南北にもう1基ずつ古墳があり、ちょうど兜を伏せたような形に見えたことから「兜山」の名がついたとされる。実際、兜山古墳の南側には神明社(しんめいしゃ)の境内地があり、この中には総数9基の烏ケ森(からすがもり)古墳群があるので、周辺一帯は数十基からなる一大古墳群であったことが推定される。
 兜山古墳の墳丘規模は、直径約70m、高さ約7mで、円墳としては北陸地方最大級のものである。昭和59年と平成3年・13年に墳丘裾部の発掘調査が実施され、墳丘の周囲に幅約17mの周溝が巡っていることが明らかとなっており、周溝によって区画された墓域は実に直径90mを超える規模となる。また、二段築成であることは表面観察で容易に確認できるものの、葺石(ふきいし)埴輪(はにわ)は確認されていない。さらに、埋葬施設や副葬品については未調査のため不明であり、先の発掘調査でも古墳の築造年代を示すような遺物は出土していないが、5世紀代には全国的に大型円墳が造られていることから、本墳も5世紀代と推定されている。

コラム 大陸文化の伝来

 5世紀になると鉄器生産・製陶・機織・金属工芸・土木などの新しい技術が朝鮮半島から渡来してきた人々によって伝えられた。また、中国の文字である漢字の使用もこの頃から始まった。

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