舟津神社大鳥居
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最終更新日:2017年4月5日
指定情報
指定 | 《県指定 第249号》 昭和61年3月28日 |
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所在地 | 鯖江市舟津町1丁目 舟津神社 |
管理者 | 舟津神社 |
時代 | 江戸時代後期 |
員数 | 1基 |
概要
舟津神社は
舟津神社大鳥居は、本柱の前後に4本の袖柱(稚児柱)があり、これを貫(水平材)で連絡した木造両部鳥居形式である。左右2本の本柱は貫で繋ぎ、柱の上部に台輪を載せ、この上部を島木で連絡し、さらにその上に笠木を載せている。規模は、総高6.45m、本柱高5.26m、袖柱高2.86m、本柱間4.77m、袖柱間4.10mを測る。
県内の木造鳥居では、敦賀市の気比神宮大鳥居(1645)、越前市(旧 武生市)の大塩八幡宮一の鳥居(1805)が著名である。舟津神社大鳥居は、社記により寛政12年(1800)の建造年次も明らかで、大工名等も知られる。また、天保10年(1839)、安政2年(1855)、昭和24年(1949)の修理に関する資料等も保存されている。江戸時代中期における木造鳥居の建築様式を伝える貴重な建造物である。
コラム 鳥居の起源
神社の門ともいうべき鳥居の起源には諸説があるが、ある区域を垣や柵で囲ったことが玉垣に発展し、出入口として建てた2本柱を水平材で連ねて補強したものが鳥居になったとする説が最も自然である。
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