『舟津社記』（1419）の正暦2年（991）夏条に「大ニ旱シテ、村主(すぐり)等雨ヲ祈リ、雨ルコト能わず。時ニ神詠ヲ夢ム、則チ之ヲ書シテ、七処ニ埋ム。忽然水多(さわに)出タリ。王野(おうの)清水(しょうず)（瓜生）・坪我(つぼが)清水(しょうず)（柳原）・黒久(こく)清水(しょうず)（鯖江）・天照江(あまてるえ)（西鯖江蓮池）・天管江(あますがえ)（五郎丸）・長泉池（長泉寺）・許佐羅江(こさらえ)（定次）是也」と記される「舟津の七清水」の一つ。
　主に田の用水として利用された。長径約20m・短径約10m。先の文献に記載されている湧水地で、現在に残る数少ないものの一つである。

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