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雨降神社跡

ページ番号:320-260-662

最終更新日:2020年4月6日

雨降神社跡

指定情報

指定 《市指定 第161号》 令和2年3月31日
所在地 鯖江市中野町地係
管理者 中野町
時代 近世頃
員数 1ヶ所

概要

 「雨降神社」は『国絵図記』(1685)で「中野七ヶ村の総社」と称された「帝釈天社」が明治に入って改称した社である。明治44年(1911)9月に山麓の中野神社に合祀されたため、旧社地に「雨降神社旧跡の碑」が建立され、現在に至っている。
 「雨降神社」はその名に由来するとおり、古くから雨乞いが執行された社である。明治10年(1870)の「帝釈天王雨乞登山繰出人名簿」から詰番の携帯具(御神酒・御鏡・土器・大桶・杓・油・薄縁)が明らかとなるほか、『今立郡神社誌』(1919)には「夏大旱のとき、山麓の各村はじめ遠近の農民雨降山の山嶺に登り、昼夜神社参籠祈願し、交々社頭に出て、鍔口、太鼓を打鳴らし、天を仰ぎ、「雨賜もれ、雨賜もれのー」と呼号して雨を乞う。それを三日こえると、北麓の原、南麓の下新庄、交番に御神体を山下の仮殿に奉遷して大祈願祭を行った」ことが記録されており、様々な文献でかつての雨乞いの様子を知ることができる。
 雨乞いの起源については明らかではなく、すでにその祭礼も失われたが、寛政5年(1793)に鯖江藩儒臣芥川元澄が記した『越前鯖江誌』にも雨乞いの様子が記されており、鯖江市域における農耕祭礼の古様を示す史跡として貴重といえる。

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