平成16年十大ニュース

3月20日、21日、高円宮杯フェンシングワールドカップ福井大会がサンドーム福井で開催されました。フェンシングの国際大会が日本で開催されるのは1964年の東京五輪以来40年ぶりのことです。本県出身選手やアテネ五輪の出場権獲得を目指す選手たちなど国内外から200人を超すトップフェンサー達がそれぞれの熱い思いを胸に戦いました。

5月3日、西山公園のシンボル、「西山橋」の架け替え工事が完成し、完成を祝う式典を行いました。新しい西山橋は長さ約40メートル、幅4メートル。橋の上を逆V字形の塔が斜めにまたぎ、塔からつりさがったケーブルが橋げたを支えるユニークな構造になっています。公園のシンボルタワーとして、今後も市民に親しまれることを期待しています。

7月18日（日曜日）梅雨前線の南下に伴い、未明から昼過ぎにかけて福井県嶺北地方はかつてない豪雨に襲われ、河和田地区、片上地区、北中山地区を中心に甚大な被害を受けました。市内をはじめ全国各地から述べ1万1千人余りのボランティアの皆さんが支援に駆け付け、被災した家財道具の搬出、道路や家屋のいたるところを埋め尽くした土砂の撤去作業に泥まみれになりながら活躍しました。

10月17日、第14回鯖江市長選挙で牧野百男氏が第6代鯖江市長に当選しました。翌日、市民や職員の出迎えを受けて初登庁され、職員には「市民が主人公の真に市民の声が反映される、明るい融和のある鯖江市の実現を」と話し、職員の「やる気、意欲、智恵」を出し、そして「市民の皆さんのご意見をよくお聞きし、市民が行きたくなる市役所、来たくなる市役所を目指します」と訓辞しました。

10月26日、鯖江市の地場産業の活性化のため平成63年に開設された「鯖江市インテリジェントデザイン講座（SSID）」が（財）日本産業デザイン振興会が主催する2004年グッドデザイン賞（Gマーク）の特別賞「日本商工会議所会頭賞」を受賞しました。