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夜のオムツがとれない(5歳児)

ページ番号:352-039-348

最終更新日:2024年3月25日

 大きくなってもオムツをしているのは、親も子も心配になりますね。
夜中に漏らしてしまうのは、精神的に「我慢できない」からではなく、作られる尿の量が多すぎたり、
膀胱が小さかったりする未成熟さのためで、4歳から6歳ぐらいまでの間にほぼ安定しますが個人差があります。
子どもの意志だけではどうにもできないことを分かってあげましょう。
 作られる尿の量が多い場合、水分のとりすぎの可能性もありますが、おしっこの量を減らす役割の抗利尿ホルモンが
不足していることも考えられます。抗利尿ホルモンは、就寝中に分泌されるので、熟睡することが大切です。
夜中、寝ている子どもを起こしてトイレにつれていくことはやめましょう。
冷えると膀胱も固くなるので、暖かくして寝ることも重要です。
まずは『焦らない、怒らない、起こさない』の三原則を守り、さらに以下のことを心がけてみてください。
 ・早寝早起きをして生活リズムを整える
 ・夕食は、寝る2~3時間前に済ませる。
 ・塩分、糖分、果物をとりすぎない
 ・寝る前にトイレに行く
寝る前の環境や雰囲気を整えて、朝オムツに出ていなかった喜びを親共に積み重ねていきましょう。