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日吉神社の相生の大杉

ページ番号:270-852-739

最終更新日:2017年5月23日

日吉神社の相生の大杉

指定情報

指定

《市指定 第9号》 昭和48年9月22日

所在地 鯖江市上野田町 日吉神社
管理者 上野田町
員数 2本

概要

 日吉神社の広い境内には池が掘られ、拝殿前に幹周り4m余りの2本の大杉が生育し、またケヤキの大木、ヤブツバキやシラカシも見られる。
 相生の大杉は本殿の真後ろに、2本の杉がくっついた形で高くそびえており、まれに見る古木である。1つの根元から2本の木に別れているため「相生(あいおい)」の名がつき、夫婦が寄り添うような姿で立っていることから、「めおと杉」とも呼ばれる。北側のものは幹周り435cmで、南側のものは421cmと、ほぼ同じ太さの杉である。拝殿前の2本の大杉と同じ頃、今から200~300年前に植えられたものと考えられ、特に接して植えられたものが相生の大杉となったのであろう。まさに御神木にふさわしい、珍しいものである。

コラム 天然杉

 現在見られる杉林のほとんどは人工林であり、天然林はごくわずかに残るばかりである。鯖江市の近くでは、池田町部子山(へこさん)の千本杉は天然性のものであり、町の天然記念物に指定されている。花粉分析の結果や、水田の底から神代杉(じんだいすぎ)が多数発掘されていることから、昔は低湿地からブナ林まで、広い範囲に杉が生育していたと考えられる。材質が軽く割りやすいことから、用材として幅広く利用されたために、天然の杉林は非常に少なくなってしまった。杉の植林が始まったのは、今から300~400年前と考えられている。

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