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斎藤実十郎家のひいらぎ

ページ番号:680-509-169

最終更新日:2017年5月20日

斎藤実十郎家のひいらぎ

指定情報

指定

《市指定 第2号》 昭和46年7月20日

所在地 鯖江市南井町
管理者 個人
員数 1本

概要

 源平合戦で、源氏方の木曽(きそ)(源)義仲(よしなか)(1154~84)軍と戦った平家の武将、斎藤別当(べっとう)実盛(さねもり)の出陣の折、記念に植えられたという伝説をもつヒイラギである。管理者の斎藤家は実盛の子孫にあたり、代々このヒイラギを守り続けてきた。
 実盛は、武蔵国長井荘(埼玉県)に居住していたが、その生誕地は鯖江市南井(なおい)町だといわれる。ヒイラギは戦いの途中、久方ぶりに故郷に帰ったときに実家の庭に植えられた。70歳を過ぎていた実盛は、髪を黒く染めて若武者のような姿で奮戦したという。義仲とは敵対する運命となったが、実盛はかつて、親族の争いに巻き込まれた幼い日の義仲の命を救ったことがあった。平家方は負け戦で、実盛は一騎打ちの末、加賀の篠原で最期を遂げたが、義仲は命の恩人である実盛の首を見て号泣したという。 
 史実が正しいならば、このヒイラギは樹齢800年ということになる。大きな庭の泉水の端に地上30cmの所から幹が3つに分かれ、幹周りはそれぞれ170・93・54cmで、樹高が7.5m余りの見事な大木である。幹の損傷しているところもあるが、樹勢はなお盛んで、美しい常緑の葉を多くつける。ヒイラギはモクセイ科に属し、葉は歯牙状になっていて触ると痛いが、老木になると歯牙がなくなり、角が取れて丸くなる。暖帯の植物で関東以西の太平洋側に多く自生しており、多くは庭木として植えられている。

コラム ヒイラギの名の由来

 ひりひり痛むことを「疼ぐ(ヒヒラク・ヒイラグ)」というところから、ヒイラギの名前がついた。福井県では、「アタタノキ」ともいう。

※一般公開はしていません

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