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西光寺表門

ページ番号:349-149-951

最終更新日:2017年3月31日

西光寺表門

指定情報

指定

《国登録 18-0078》 平成21年1月8日

所在地 鯖江市杉本町 西光寺
管理者

西光寺

時代 江戸時代中期
員数 1棟

概要

 浄土真宗本願寺派、西光寺の表門である。江戸時代中期、当地にあった吉江藩の藩主・松平(まつだいら)昌親(まさちか)が吉江藩主から第5代福井藩主となり、吉江藩が廃藩となったため、館の門を西光寺に寄進したものであるとの伝承が伝えられている。
 一間一戸の薬医門形式の建物で、前方に張り出す冠木上の組物等には木鼻が施された蛙股、笈形付の大瓶束等も用いられている。これらの彫刻装飾はよくできており、近世中期の特徴を示している。
 西光寺表門は、その規模に対して背が高く、ややバランスを欠くが、細部に施された彫刻装飾など見るべき点も多い。各部材の風触等から改造があったことが推定され、特に冠木を境にして、下部は簡素であるが堂々としているのに対し、上部は良く整った組物等を配している。結果として、2段に桁、梁を置くこととなっており、そのため建物の背が高くなったものと考えられる。寺の薬医門としては少し特異な形式をもっている。これらの点を考慮すると、寺伝で伝えるように吉江館の門が寄進され、寺の表門として改造された可能性がある。
 この門は、吉江藩の御館にかかわる唯一の現存建物である。

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