幸道家住宅主屋
ページ番号:494-057-718
最終更新日:2017年3月31日
指定情報
指定 | 《国登録 18-0069》 平成20年10月23日 |
---|---|
所在地 | 鯖江市幸町1丁目 |
管理者 | 個人 |
時代 | 昭和12年(1937) |
員数 | 1棟 |
概要
幸道家住宅は敷地の南端の通り沿いに建ち、桁行6間1尺、梁間4間半、起り屋根の切妻造、桟瓦葺、平入りの建築で、主屋部の西側に入母屋造、桟瓦葺で、やはり起りをもつ別棟部を張り出し、その北寄りにさらに一段低い入母屋造、桟瓦葺の突出部がある。つまり、当家住宅の西側外観は、土塀の瓦屋根越しに二段構成の入母屋破風、その奥に主屋の大きな切妻屋根が連なり、複雑で重厚な屋根構成が特徴的である。南側正面は、玄関を挟んで左右に出格子を付け、二階壁面は黒漆喰の大壁で、窓枠を一段高く盛り上げ、堂々とした表構えである。
幸道家住宅は繊維業を営んでいた最盛期の昭和10~12年に整備されたもので、創建当時の状態をよく留め、住宅の質の高さや整った屋敷構えなどに当時の繁栄振りがうかがえる。鯖江市域に現存する昭和初期の上質な住宅建築として貴重である。
※内部公開はしていません
本ページの無断転用・転載を禁じます
お問い合わせ
このページは、文化課が担当しています。
〒916-0024 鯖江市長泉寺町1丁目9番20号
文化振興グループ
TEL:0778-53-2257
FAX:0778-54-7123
文化財グループ
TEL:0778-51-5999
FAX:0778-54-7123