吉川ナス

ページ番号:357-714-252

最終更新日:2017年3月24日

GI吉川ナスの写真
吉川ナス

 吉川ナスの歴史は1000年以上ともいわれ、昭和初期には関西方面に続々と出荷されるほど盛んでした。
しかし品種改良がされていないため栽培が難しく、収穫量も少ないため、栽培農家が1軒にまで衰退してしまいました。
 ついに生産が途絶えたかけたとき、「このまま失ってはいけない!」と農家有志らが立ち上がり、平成21年12月、農家8人で「鯖江市伝統野菜等栽培研究会」を結成。たった1人で吉川ナスを守り亡くなった最後の農家の妻から吉川ナスを3個譲り受け、そこから関係機関で種とりし、再興に挑みました。

 試行錯誤の末、今では年間約45,000個(令和4年実績)の出荷ができるようになり、伝統を守り続けています。

GI登録が品質の証!よみがえり、守り継がれる伝統

 吉川ナスは、「鯖江市伝統野菜等栽培研究会」に所属する農家のみが生産し、種取りから土作り、苗作り等を共同で行っています。また定期的に整枝・剪定・施肥等の栽培講習会を開催し、共通の栽培指針に基づき、会員皆が同じ方法で栽培し、同じ品質のナスが出荷できるように努めています。令和3年からは、新規会員が直接、ベテラン会員から指導を受けることができる「吉川ナスカレッジ」を開講しています。
 収穫された吉川ナスは、定められた出荷規格に基づき、形・重さ・色等一つひとつ、専用集荷場で検査を受けて出荷されています。収穫時期は、主に6月から11月です。

 平成28年7月12日には、その栽培技術や品質の高さ、地域や出荷先等からの評判、品種改良されることなく今日まで継承されてきた歴史等が高く評価され、全国で第14号、伝統野菜としては全国初となる国の「地理的表示(GI)保護制度」の登録を受けました。

令和3年度地産地消等優良活動表彰 農林水産大臣賞受賞!

 鯖江市伝統野菜等栽培研究会は、生産が途絶えそうになった吉川ナスを再興するこれまでの取り組みが高く評価され、令和4年1月、「令和3年度地産地消等優良活動表彰(生産部門)」で第1位の農林水産大臣賞を受賞しました。
 研究会結成当初は、会員10名で約300個の収穫量だった吉川ナスですが、令和4年には会員21名で収穫量は4万個を超え、この13年間で130倍以上の生産量にまで増やすことができています。
 道の駅西山公園には吉川ナス専用売り場が設けられ、「吉川ナスバーガー」や「吉川ナスはまなみそ」といった加工品の販売を通じ、吉川ナスは「鯖江の特産品」にまで成長しています。

令和4年度福井県農林漁業賞 受賞!

 令和4年8月には24時間テレビの全国生中継で吉川ナスが紹介され、令和4年9月には首相官邸公式アカウント(facebook、twitter)でも紹介されるなど、ますます注目を集めています。
 そして、令和4年11月には、県内の農林漁業の活性化を目的として、技術や経営に優れた優秀な農林漁業者等を表彰する「福井県農林漁業関係表彰」において、鯖江市伝統野菜等栽培研究会は、福井県農林漁業賞(農林漁業活性化部門)を受賞しました。
 

特徴とおいしい食べ方

 吉川ナスは、光沢のある黒紫色をした、重さ約300グラムのソフトボール大の丸ナスです。皮が薄く、よく締まった肉質で煮崩れしにくいのが特徴です。
 油との相性が良いので、田楽などの焼き物や、揚げ物、煮物がおすすめです。和食、洋食、中華、イタリアンからスイーツまで幅広く利用できます。
 特に厚切りに切った吉川ナスを多めの油で蒸し焼きにすると、締まった果肉に油が浸み込み、口の中で甘くとろけるような味わいとなり絶品です!

〒916-8666
 福井県鯖江市西山町13番1号
TEL:0778-53-2233(農林政策課)/
FAX:0778-51-8153
トップへ戻る
Copyright (c) Sabae City. All Rights Reserved.
このページのトップに戻る