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最終更新日:2017年3月24日

桑茶の写真

 漆器の産地である河和田地区は、明治時代養蚕が盛んだった名残りで、山に桑の木が残っています。当時、男性が漆かき等の仕事を求め、東北などに出稼ぎにでているあいだ、女性は糸を紡ぎはたを織り生計を支えていました。のちに年間を通じてできる仕事をと、いち早く眼鏡を取り組み始めたのもこの河和田地区で、進取の気風に富んだ土地柄であることがうかがえます。

 河和田の産業とともに歩んできた桑。山に残る桑の木を活用しようと桑茶作りが始まりました。地元のお母さん方が桑の葉を枝ごと刈り取り、きれいに水洗いし、天日で十分に乾燥させます。葉を枝からはずし、手もみで細かくし、一つ一つ手作業で袋に詰めています。手間はかかりますが、安心でおいしい桑茶です。もしかすると明治時代にも、同じようにお茶として飲用されていたのかもしれません。

河和田の歴史を紡ぐ桑

 ノンカフェインで渋みがないため、あっさりして飲みやすく子どもも安心して飲むことができます。また、コレステロールや血糖値の抑制などに良いといわれ、健康志向の方からも好評を得ています。

収穫時期 1月ごろ(秋に葉を収穫し乾燥させます)

その他の利用方法

 茶葉タイプ、粉末タイプの2種類があり、粉末タイプを使ったケーキやクッキーなども販売されています。

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TEL:0778-53-2233(農林政策課)/
FAX:0778-51-8153
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