舟津神社本殿
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最終更新日:2017年4月5日
指定情報
指定 | 《県指定 第306号》 平成10年4月24日 |
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所在地 | 鯖江市舟津町1丁目 舟津神社 |
管理者 | 舟津神社 |
時代 | 江戸時代後期 |
員数 | 1棟 |
概要
舟津神社本殿は、文政元年(1818)の建立とされる建物である。
構造は、向拝柱を角柱とする他は円柱を用い、組物は、身舎部は拳鼻付で出組、庇部は
総じて、五間社という規模は、現存する神社本殿としては県内最大規模であり、背面突出部に神座を設ける構造なども他に例を見ない。加えて、妻飾りの複雑な構造など、近世神社本殿のあり方の一端をよく示している建物である。
コラム 化政文化
舟津神社本殿が建てられた頃、文化・文政年間(1804~30)には、上方と並んで全国経済の中心地に成長した江戸の繁栄を背景に、町人文化が最盛期を迎えた。人々は相次ぐ改革の厳しい統制の中、抑圧された本能を風刺や皮肉の文芸に発散させた。絵画では浮世絵が隆盛し、詩歌では川柳・狂歌がつくられ、小説では洒落本・滑稽本・人情本・読本が盛んとなり、文学が一般民衆に浸透した。
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