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子宮頸がん(ヒトパピローマウイルス感染症)予防接種について

ページ番号:200-565-906

最終更新日:2025年5月19日

子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)への感染を防ぐHPVワクチンについて

令和3年11月26日の厚生労働省の通知により、HPVワクチンの接種勧奨を再開することになりました。

これは、HPVワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ることが認められたためです。市では、対象者の皆さんに個人通知による接種勧奨を行います。
接種対象となる方および保護者の皆様は、ワクチンの効果やリスクについてご理解いただき、接種を受けてください。

目次

1 HPVワクチンの効果と副反応について

【HPVワクチンと効果】
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性的接触のある女性であれば50%以上が一生のうちに1回は感染するとされている一般的なウイルスです。
このHPVは、子宮頸がんだけでなく、肛門がん、膣がんなどのがんや、尖圭コンジローマなどの多くの病気の発症に関わっています。とくに、最近では20歳代から30歳代にの女性に子宮頸がんの罹患が増えています。
16歳頃までに接種するのが最も効果が高いですが、それ以上の年齢で接種しても、ある程度の有効性があることが、国内外の研究で占められています。
2価ワクチン(シルガード)と4価ワクチン(ガーダシル)は、子宮頸がんをおこしやすい種類(型)であるHPV16型と18型の感染を防ぐことができます。そのことにより、子宮頸がんの原因の50~70%を防ぎます。
9価ワクチン(シルガード9)は、HPV16型と18型に加え、他の5種類と尖圭コンジローマ等の原因となる2種類の型のHPVの感染も防ぐため、子宮頸がんの原因の80~90%を防ぎます。

【副反応】
HPVワクチン接種後には、接種部位の痛みや腫れ、赤みなどが起こることがあります。まれに、重いアレルギー症状や神経系の症状が起こることがあります。また、広い範囲の痛み、手足の動かしにくさ、不随意運動(動かそうと思っていないのに体の一部が勝手に動いてしまう)といった多様な症状が報告されています。
※接種後に体調の変化が現れたら、まずは接種を受けた医療機関などの医師にご相談ください。HPVワクチン接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関(福井県は、福井大学医学部附属病院)が設置されています。協力医療機関 の受診については、接種を受けた医師またはかかりつけの医師にご相談ください。

2 対象者

(1)定期接種

接種日時点で住民登録のある、小学6 年生~高校 1 年生相当の女性

予診票兼接種券の送付について

標準的な接種期間が中学1年生であることから、鯖江市では令和5年度から中学1年生になる方を対象に毎年5月頃に送付しています。
小学6年生の女子で希望される方には、随時接種券を発行しますので、鯖江市健康づくり課(☎0778-52-2265)までご連絡ください。
(送付対象者)
平成24年4月2日~平成25年4月1日生まれの女性:令和7年5月頃発送予定

(2)キャッチアップ接種

HPVワクチンの積極的な勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方に対して公平な接種機会を確保する観点から、積極的な勧奨を差し控えている間に定期接種の対象であった平成9年度生まれから平成20年度生まれまでの女性については、時限的に、従来の定期接種の対象年齢を超えて公費(無料)で接種を行うこととしています。

【重要なお知らせ】
 令和6年夏以降の大幅な需要増により、HPVワクチンの接種を希望しても受けられなかった方がいらっしゃる状況等を踏まえ、2025年3月末までに接種を開始した方が、全3回の接種を公費で完了できるよう経過措置が講じられました。
 キャッチアップ接種期間中(令和4年4月1日~令和7年3月31日)にHPVワクチンを1回以上接種している方について、公費による無料接種の期間を令和8年3月31日まで延長します。

<経過措置の対象者>
接種日時点で住民登録のある方で、以下に該当する方
●キャッチアップ接種の対象者(平成9年度生まれから平成19 年度生まれの女子)のうち、令和4年4月1日~令和7年3月31日にHPVワクチンを1回以上接種された方
●平成20(2008)年度生まれ(高校1年生)の女子で、令和4年4月1日~令和7年3月31日にHPVワクチンを1回以上接種された方

<経過措置の期間>
令和8年3月31日まで

3 接種費用

接種日時点で鯖江市に住民登録があり、指定医療機関で接種した場合は無料です。

4 指定医療機関

鯖江市指定医療機関(鯖江市・池田町)は以下の表のとおりです。接種を希望する医療機関に予約をしてから受診しましょう。なお、指定医療機関は都合により変更することがあります。
かかりつけ医が市外にある場合などは、福井県広域的予防接種実施医療機関において接種が可能です。
県外で接種を希望する場合は、健康づくり課(電話0778-52-1138)に問い合わせてください。

鯖江市指定医療機関(鯖江市・池田町)
医療機関名 電話番号 医療機関名 電話番号 医療機関名 電話番号
一乗医院 65-0052 品川クリニック 51-0011 野尻内科胃腸科医院 51-1460
加藤産婦人科 51-1285 高野医院 65-0236 広瀬病院 51-3030
きむら内科医院 54-0707 たかはし医院 54-0550 藤田胃腸科・内科・外科医院 52-5200
くぼたクリニック ※1 53-2511 谷川内科クリニック 51-4132 柳沢医院 52-6100
公立丹南病院 51-2260 津田クリニック 62-0222 山岸医院 65-1084
斎藤病院 51-0593 土屋医院 51-2100 国民健康保険 池田町診療所 44-6021
産婦人科 鈴木クリニック 52-6000 ともだち診療所 51-4895 平井医院 44-6057

※1 令和7年3月31日までにくぼたクリニックで1回以上HPVワクチンを接種した方のみ、接種可能です。

県外での予防接種を希望される方へ

県外での接種を希望される方は、以下の手続きをお願いします。
(1)鯖江市の方法(以下の(あ)~(う)の条件)を承諾してくれる医療機関を事前に探してきてください。
  (あ)HPVワクチンの接種を実施していること
  (い)鯖江市からの依頼状を受理してから接種してくれること
  (う)接種委託料を医療機関から直接鯖江市に請求すること(口座振込)
(2)(あ)~(う)の条件に合う医療機関が見つかったら、県外で定期予防接種を受けるための申請書を鯖江市健康づくり課にご提出ください。
(3)申請から概ね10日後、県外での定期接種の実施承諾書が届いたら、接種を開始できます。

5 ワクチンの種類・接種間隔

ワクチンの種類

公費で接種できる子宮頸がん予防ワクチンには、「サーバリックス(2価ワクチン)」と「ガーダシル(4価ワクチン)」と「シルガード9(9価ワクチン)」の3種類があり、いずれのワクチンも決められた間隔をあけて、同じワクチンを接種することになっています。

「シルガード9(9価ワクチン)」は、初回接種年齢等によっては接種回数が異なります。

交互接種(1回目と2回目、または2回目と3回目で違うワクチンを接種すること)については、接種する医療機関に相談してください。

接種間隔

サーバリックス

・2回目:初回から1か月以上の間隔をあけて接種(標準的な接種間隔は、初回から1か月後に接種)

・3回目:初回から5か月以上、かつ、2回目の接種から2か月半以上の間隔をあけて接種(標準的な接種間隔は、初回から6か月後に接種)→3回接種したら終了


ガーダシル

・2回目:初回から1か月以上の間隔をあけて接種(標準的な接種間隔は、初回から2か月後に接種)

・3回目:2回目の接種から3か月以上の間隔をあけて接種(標準的な接種間隔は、初回から6か月後に接種)→3回接種したら終了


シルガード9

【1回目の接種年齢が15歳未満の場合】

・2回目:初回から5か月の間隔をあけて接種(標準的な接種間隔は、初回から6~12か月の間隔をあけて接種)→2回接種したら終了

(1回目と2回目の接種間隔が5か月未満の場合は、3回接種となります。詳細は接種する医療機関にお尋ねください)

【1回目の接種年齢が15歳以上の場合】

・2回目:初回から1か月以上の間隔をあけて接種(標準的な接種間隔は、初回から2か月後に接種)

・3回目:2回目の接種から3か月以上の間隔をあけて接種(標準的な接種間隔は、初回から6か月後に接種)→3回接種したら終了

(注意)1か月後とは、「翌月の同日以降」を意味します。翌月に同日がない場合は、「翌々月の1日」になります。例:9月30日の1か月後は10月30日、1月30日の1か月後は3月1日。

(※)標準的接種間隔で全3回の接種を完了するためには6 か月間必要です。

6 接種の際には(持ち物・保護者同伴)

事前に指定医療機関に予約の上、母子健康手帳と予診票兼接種券を持参し、接種を受けてください。
接種当日は、未成年者には保護者の同伴が原則です。

予診票兼接種券の再発行を希望する場合は、下記の再発行申請フォームからご申請ください

7 HPVワクチンに関する情報

8 予防接種による健康被害救済制度について

 市が実施する予防接種によって引き起こされた副反応により、健康被害が生じた場合、厚生労働大臣が予防接種法に基づく定期の予防接種によるものと認定したときには、予防接種法に基づく健康被害救済の給付対象となります。
詳しくは、鯖江市健康福祉部健康づくり課(☎0778-52-1138)までお問い合わせください。

HPVワクチンに関する相談先一覧

ワクチン接種後の体調不良など気になる症状や医学的な内容について

接種医・かかりつけ医 または 地域の診療医療機関と連携を行う協力医療機関(福井大学付属病院)☎0776-61-8392

ワクチンの接種後、気になる症状についての一般的な相談窓口

医療や生活についての総合相談窓口  福井県健康福祉部健康医療局保健予防課  ☎0776-20-0711
学校生活で生じる不安の相談窓口   福井県教育委員会保健体育課       ☎0776-20-0384

HPVワクチン接種に関する問合先

鯖江市健康福祉部健康づくり課(アイアイ鯖江・健康福祉センター内) ☎0778-52-1138

9 男性の接種について

HPVは男性もかかる中咽頭がん、肛門がん、尖圭コンジローマの原因にもなっており、日本では令和2年12月に男性(9歳以上)へのワクチン接種が承認されています。男性もワクチン接種をすることにより、自分自身だけでなく大切なパートナーを病気から守ることができます。
ただし、公費(無料)で接種できるのは女性のみで、男性が接種する場合は全額自費となります。

10 【20歳以上の皆さんへ】子宮頸がん検診について

子宮頸がんの対策には、ワクチン接種後も、20歳になったら2年に1回の子宮頸がん検診を受けることが大切です。
20歳以上の方には、1,000円で子宮頸がん検診が受けられる受診券をお渡しします。健康づくり課(電話0778-52-1138)までお問い合わせください。

★子宮頸がんは初期の頃にはほとんど症状のないことが多いですが、生理のとき以外の出血や性行為による出血、おりものの増加などが見られることがあります。また、進行した場合には、足腰の痛みや血の混じった尿が見られることもあります。このような症状がみられた際には、ためらわずに医療機関で診察を受けてください。
子宮頸がん

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お問い合わせ

このページは、健康づくり課が担当しています。

〒916-0022 鯖江市水落町2丁目30番1号(アイアイ鯖江内)

健康増進グループ
TEL:0778-52-1138
FAX:0778-52-1116
母子保健グループ
TEL:0778-52-1138
FAX:0778-52-1116

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