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5種混合ワクチン予防接種について

ページ番号:376-019-678

最終更新日:2026年7月2日

5種混合ワクチンとは

○ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ、ヒブの5つが混合されているワクチンです。

ジフテリアとは

 ジフテリア菌の飛沫感染で起こります。感染は主にのどですが、鼻にも感染します。のどなどについた菌が増えて、炎症がおこり、発熱、のどの痛み、犬の吠えるようなせき、嘔吐などの症状が出ます。重症になると、窒息や心筋障害、神経マヒなどを起こすことがあります。

百日せきとは

 百日せき菌の飛沫感染で起こり、感染力の強いものです。最初は、鼻水や軽いせきが出るなど、普通のかぜのような症状ではじまります。続いてせきがひどくなり、連続的にせき込むようになります。笛を吹くような音が出ます。熱は通常出ません。せきの続く時間が長くなると、呼吸がしづらくなり、乳児では命を落とすこともあります。

破傷風とは

 破傷風菌はヒトからヒトへ感染するのではなく、土の中にいる菌が、傷口から体の中に入ることで感染します。体の中で菌が増えると、顔の筋肉が動かしにくいなどの症状が出ます。徐々に口が開けにくくなり、その後、全身の筋肉が縮んでけいれんを起こしたり、死亡したりすることもあります。

ポリオとは

 ポリオウイルスが人の口の中に入って、咽頭や腸の中で増えることで感染します。増殖したウイルスは便中に排出され、再びヒトの口に入り、抵抗力(免疫)を持っていないヒトの腸内で増殖し、ヒトからヒトへ感染します。ポリオウイルスに感染しても、多くの場合、かぜのような症状だけで、病気としての明らかな症状はあらわれません。しかし、一部の人に手や足に麻痺(まひ)があらわれ、その麻痺が一生残ってしまうことがあります。

ヒブ(インフルエンザ菌b型)とは

乳幼児の細菌性髄膜炎を起こす細菌はいくつかありますが、原因として最も多く報告されているのが「インフルエンザ菌b型」という細菌で、「ヒブ」と呼ばれています。
ヒブは冬に流行するインフルエンザ(流行性感冒)の原因である「インフルエンザウイルス」とは全く別のものです。ヒブによる細菌性髄膜炎(ヒブ髄膜炎)は、5歳未満の乳幼児がかかりやすく、生後4か月から1歳までの乳児が過半数を占めています。予防接種の普及により重篤なヒブ感染症が減っています。

対象者

生後2か月から7歳6か月未満

接種回数・接種間隔

接種方法
接種種類 接種回数 接種間隔(標準的な接種期間)
初回接種 3回 20日以上(できれば20日から56日)の間隔をあけて3回接種(生後3か月から1歳の間に3回接種するのが望ましい)
追加接種 1回 初回接種3回完了後、おおむね1年後に1回接種

ワクチンの副反応

注射部位の反応としては、発赤(赤み)、腫脹(腫れ)、硬結などで、注射部位以外の副反応は、発熱、気分変化、鼻漏、せき、下痢、食欲減退などです。極めてまれですが、重大な副反応としては、ショック、アナフィラキシー様症状(じんましん、呼吸困難など)やけいれんなどがあらわれることがあります。気になる症状があるときは医師にご相談ください。

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