令和5年度当初予算の概要
ページ番号:388-143-661
最終更新日:2023年3月31日
『選ばれるまちになる、「めがねのまちさばえ」』を目指して
令和5年度は、経常経費の削減に努める一方で、子育て支援の充実をはじめ、観光振興やデジタル技術を活用した市民サービスの向上、環境対策、市の地域ブランド力の向上を重点的に進めることで、北陸新幹線福井・敦賀開業を見据え、市民はもとより、外からも選ばれるまちを目指す予算編成を行いました。
令和5年度に取り組む主な事業
育てやすい暮らしやすいまちづくり
(1)子育て
○出産・子育て応援事業(6,881万円)
妊娠から出産・子育てまで一貫した「伴走型相談支援」を行うとともに、「出産・子育て応援給付金」(合計10万円)を支給します。
○子ども子育てトータルサポート事業(712万円)
子育て世帯を応援するため、産まれる前から小学校に入学するまでの子どもの成長過程に応じて、ニーズの高いさまざまな支援を包括的に実施し、育児の相談や支援事業の参加につなげます。
○医療費窓口負担金撤廃事業(2,700万円)
鯖江市に住所を有する小学生から高校生にあたる年齢の子の医療費窓口
自己負担金(500円)を撤廃します。
(2)暮らし
○ 重層的支援体制整備事業(750万円)
○誰ひとり取り残さないつながりサポート事業(200万円)
市民の複合化、複雑化した相談に対し、対象者の属性を問わない包括的な
相談支援体制を整備します。また、女性に寄り添うきめ細やかなサポート体制
を強化するため、夢みらい館・さばえ内に相談窓口を開設します。
○日野川緑地(左岸)整備事業(3,500万円)
日野川左岸に、健康づくりやレクリエーションに利用できる憩いの場として公園を整備します。
○西山公園利用促進支援事業(120万円)
○西山公園活用環境整備事業(260万円)
西山公園と周辺地域のにぎわいづくりを推進するため、西山公園を活用したイベントに対し、その経費の一部を補助するほか、電気や水道を使用しやすいよう、電源設備や給水設備を増設します。
みんな輝く市民活躍のまちづくり
○地域の絆づくり応援補助金(300万円)
コロナ禍においても、まちづくりを止めることなく、各地区において実施する地域の活性化に寄与する事業に対して補助します。
○市民主役フェス開催事業(200万円)
「市民主役のまちづくり」の見える化を継続し、新たな市民層にアプローチする事業として「市民主役アワード」や「市民主役デザイン展」を開催します。
市内産業の応援
○チームさばえ出展販路開拓支援事業(2,500万円)
○さばえものづくりビジネスマッチング支援事業(770万円)
金型、金属加工、表面処理等の技術力を中心とする市内企業群による「チームさばえ」共同ブースを国内見本市に出展します。また、ものづくりに強いビジネスマッチングサイトを活用し、新たなビジネスパートナーの掘り起こしを支援します。
○プロモーション能力向上セミナー開催事業(160万円)
○デザイン経営セミナー事業(300万円)
市内企業のプロモーション能力向上を目的としたセミナーや持続可能な地場産業の確立に向けてデザイン思考を活かした経営マインドの醸成を図るセミナーを開催します。
脱炭素社会の実現
○食品ロス削減推進事業(70万円)
消費者や食品関連事業者に対し、食品ロス削減のための行動指標や先進事例の紹介を行います。また、消費者・農業者・事業者が協働し、規格外や未利用農産物の利用を促進するためのメニュー開発等を支援します。
○産業廃棄物リサイクルプロセス構築事業(200万円)
鯖江市繊維協会青年部、福井大学等と連携し、産業廃棄物として焼却処分されている繊維くずを活用したリサイクルプロセスを構築します。
DXの推進
○電子申請等推進事業(349万円)
行政サービスの電子申請等をスマートフォンやパソコンから容易に行うことができるサービスを推進します。
○開放学校リモートキー化事業(800万円)
小中学校開放学校における鍵の開錠、施錠についてリモートキーを設置し、クラウドで一括管理を行うことで、利用者の利便性の向上を図ります。
物価高騰対策・新型コロナウイルス感染症対策
○小中学校給食費補助事業(6,820万円)
小学生の給食費については月額1,000円、中学生の給食費については従来通り1/3を市が負担することに加え、月額1,000円の実費負担を減額し、物価高騰による保護者の負担を軽減します。
○子育て世帯物価高騰対策給付金事業(1億3,670万円)
鯖江市に住所を有する0~18歳の児童、生徒の保護者に対して給付金(1万円)を給付します。
○水道基本料金減免事業(1億4,300万円)
令和5年2~3月に行った水道基本料金減免の期間を延長し、鯖江市内の個人・法人の水道料金のうち基本料金を6か月分減免します。
冠山峠道路開通・新幹線開通・万博の開催を見据えて
○津田塾大学と連携した産業観光ルート開発事業(290万円)
津田塾大学と地元事業者等との連携により、首都圏に住む大学生の視点を活かした産業観光ルートの開発や土産品の提案を行い、観光雑誌等を活用して全国に発信します。
○稼ぐ観光地づくり応援プロジェクト事業(4,660万円)
産業観光を推進するため、めがね会館とうるしの里会館内のショップのレイアウトや什器、照明設備の改修、魅力的な体験メニューの開発などを推進します。
地域ブランド力の向上
○めがねのまちさばえSDGs発信事業(1,034万円)
青年層を中心とした全世代参加型のイベント等を通じてSDGsを市民に広く啓発していくとともに、日本全国、そして世界に鯖江市の取組を発信していきます。
○地域ブランド推進事業(670万円)
「つくる、さばえ」をキーワードとした鯖江市のブランド戦略を、市内外へ発信し、市民理解を進めながら、市内に様々な分野のイノベーターが集う拠点づくりや、職員向けのスキル・レベルアップ事業を実施します。
当初予算の規模
一般会計は、対前年度比3.9パーセント増で過去最大の予算規模となりました。
会計名 | 令和5年度 | 令和4年度 |
増減額 | 増減率 (パーセント) |
---|---|---|---|---|
一般会計 | 282億8,000万円 |
272億2,000万円 |
10億6,000万円 | 3.9 |
国民健康保険事業 特別会計 |
59億5,900万円 |
60億 400万円 |
-4,500万円 |
-0.7 |
後期高齢者医療 |
9億7,800万円 |
9億8,300万円 |
-500万円 | -0.5 |
介護保険事業特別会計 | 59億2,910万円 | 59億3,470万円 |
-560万円 |
-0.1 |
総合開発事業特別会計 | 500万円 |
700万円 |
-200万円 | -28.6 |
水道事業会計 | 21億1,370万円 |
20億1,280万円 |
1億 90万円 | 5.0 |
公共下水道事業会計 | 45億9,710万円 |
42億3,280万円 |
3億6,430万円 |
8.6 |
農業集落排水事業会計 | 6億 330万円 | 6億2,050万円 |
-1,720万円 | -2.8 |
合計 | 484億6,520万円 | 470億1,480万円 |
14億5,040万円 | 3.1 |
当初予算の概要
予算書
地方消費税交付金(社会保障財源化分)の使途について
地方消費税交付金(社会保障財源化分)が充てられる経費(PDF:88KB)
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