1500年の
伝統ある技が、
現代の生活様式に
合わせて進化
越前漆器

カラフルモダンな器に、
スマホケースや腕時計。
若者も楽しめる、
お洒落な漆器に
囲まれた暮らし。

1500年の歴史と伝統を有する越前漆器。全国のホテルやレストランなどの業務用漆器では全体の約8割をシェアしています。
最近では、食器洗浄機や電子レンジにも使用できる食器開発のほか、パソコンの周辺機器や時計、文具などの雑貨を手掛ける事業所が登場し、伝統の技が幅広い分野に生かされ、若者の間でもより身近な存在になってきました。
カラフルでモダンな器を始め、スマホケースや腕時計など新しい感性で現代に対応した器以外のモノなど、作り手の心がこもった品を求めて、漆器のある暮らしを始めてみませんか。

越前漆器

その起源は約1500年前、継体天皇の時代。

鯖江市河和田地区を中心に作られ、国の伝統的工芸品としても名高い越前漆器。
その起源は約1500年前、継体天皇の時代。
地元の塗り師が、冠の修理とともに黒塗りのお椀を献上したところ、継体天皇がその出来栄えに感動し、漆器づくりを推奨したことがはじまりだと言われています。

越前漆器は、地全体で分業体制が確立しており、素地づくり、塗り、加飾等の様々な生産工程が高度に専門化しています。
これが美しさ、堅牢さと言った、品質の安定と、高い生産能力に繋がっているのです。

最近では伝統的な木製の漆器だけでなく、合成樹脂素材や化学塗料を使い、より安価で丈夫な商品を提供することにも取り組んでいる為、誰でも購入しやすくなり、漆器が身近な存在になりました。
現在、外食分野で使われる漆器の大半は合成樹脂でできていますが、その8~9割は越前漆器産地で生産されています。

越前漆器について
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うるしの里会館

私だけのオリジナル!世界に一つの作品を作れる漆器体験。

うるしの里会館では、越前漆器の歴史的な資料や製造工程、現代における新しい取り組みなどの見学や、伝統工芸士の実演によって職人の技を間近で感じ、レクチャーを受けながら実際に漆塗りを体験しオリジナル作品を作ることができます。
また、館内のミュージアムショップでは産地ならではの品揃えで、お椀や箸、重箱、小物など約1300点の越前漆器が直販価格で販売されています。
体験に必要な道具は全て揃っているので、手ぶらで気軽に体験して頂くことができます。

漆をふんだんに使用した茶室「漆黒庵」、地元の職人による蒔絵のパネルをはめ込んだ格天井の和室はとても美しく見どころです。
是非一度ご覧下さい。

小さなお子様や女性、ご年配の方まで楽しく体験できます。
地元の職人による作業風景を見学でき、直接話を聞くことができるので貴重な経験ができます。

越前漆器協同組合について
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