学生はまちづくりのパートナー 学生連携のまち City Supported by Students

学生の自由な発想と
旺盛な行動力により
街に新たな賑わいが
生まれることを目指す!

鯖江市では、学生をまちづくりのパートナーとして位置づけ、「河和田アートキャンプ」による地域の活性化や「地域活性化プランコンテスト」、女子高生が主体的にまちづくりを考える「鯖江市役所JK課」などを通じて、学生の柔軟で創造性豊かな提案を市の施策に反映することで、若者がふるさと鯖江の愛着や誇りを持ち、自ら進んでまちづくりに参加できるような、いきいきと活動しやすい市民主役のまちづくりを進めています。

Project 01Project 01河和田アートキャンプ

約1ヶ月間、鯖江に滞在して
アート活動やまちづくり活動を行う!

福井豪雨の際に災害支援活動で河和田地区に入りましたが、地域の方々の悩みには、目前にある災害支援の他に過疎化や伝統産業の衰退など、文化継承の困難についての話題が中心にありました。その中で、大学で学んでいる「アート」「デザイン」で何かできないかを考えアートイベント企画・実施をしたのが始まり。
豊かな自然の中で、地域住民との対話や作品制作を通してさまざまな地域課題を見つけ、自分たちが学ぶ美術やデザインと結び付けて解決の糸口を探っていくのがこのプロジェクトです。

地域の方々や学生だけでなく、OBOGとの協働も。 河和田アートキャンプには毎年たくさんの若者たちが参加しており、移住者だけではなく、外から河和田を支える存在も徐々に増えてきています。

アートキャンプは15年という時間を継続することで「世代交代する」ことを目標に掲げています。参加した学生が大きくなり親となった時に、子や孫に地域とのつながりを継承することです。10年先を見据え活動することで、ここでしか創り得ない「絆」を育むことができます。

河和田アートキャンプを
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Project 02Project 02鯖江市役所JK課
プロジェクト

まちづくりに関心のない代表格!
女子高生が主役の、まちづくり!?

誰かがおしつけることなく、若者や女性が自分の住む地域に興味や関心・愛着を持ち、日常生活の中で気軽に地域活動に参加し、自分事として楽しみ続けてもらうための女子高生が主役のプロジェクト。2014年4月14日に13人で発足。女子高生自らが企画し、大人を巻き込みながら地域活動を実践することを通じ、若者や女性が進んで行政参加を図っていく新たなモデル都市となることを目指しています!

鯖江市内でのまちづくりの活動の広まりへの課題や、女性の高校卒業後の転出や地域離れによる女性減少の課題があった中、こんな案から生まれました!

■自分の住むまちに関心のない代表格「女子高生」を巻き込めればいろんな世代の人を巻き込めるのではないか!?
■女子高生が自由な環境下で活動すれば予想外の化学反応が生まれるのではないか!?

プロジェクトの実施にあたって重要視していることは、大人がまちづくりや市政といったことを教育せず、主役である女子高生たちを「信じて、任せる」こと。活動時の服装や髪色も高校生自身に判断を任せています。大人からの押し付けは一切排除し、大人はメンバー自身が考えたものを後方からサポートすることに徹しています。一緒にしゃべって、一緒に悩んで、一緒に喜ぶ。立場を超えて信頼しあえるゆるいコミュニケーション。

JK課の活動を少しだけ紹介。

鯖江の特産品とローソンのコラボ商品製作
伝統薬味 山うにのPRの為に山うにおにぎり&サンドイッチを企画しました。

めざましライブでサプライズ演出
flumpoolさんにサプライズのお手紙とケーキをお渡ししました。

24時間テレビ「愛は地球を救う」募金活動募金
ボランティアを務めました。

東京大学や津田塾大学などで講演
自ら壇上に立ちしっかりと講演してきました。

ピカピカプラン
約100人の参加者と一緒に、たくさんのごみを楽しく拾いました。

図書館アプリ「sabota」設置
図書館の空席状況がわかるアプリをリリース。地元IT企業の方のご協力のもと、センサーを設置しました。

JK課の活動で、こんなに反響が!

・5年間で視察数が200件、2,858人
・2015年度ふるさとづくり大賞自治体部門 「総務大臣表彰」(総務省所管)
・2018年度国土交通省地域づくり表彰 「全国地域づくり協議会会長賞」(国土交通省所管)
・2019年度自治体総合フェア2019特別企画 「第11回協働まちづくり表彰グランプリ」(一般社団法人 日本経営協会)
・教科書の副読本の表紙に抜擢
・鯖江市内の多世代に波及
  - 鯖江市のおばちゃんたちによるOC課スタート
  - 鯖江市の男子高校生も参加したSANスタート
  - 鯖江市の小学生たちによるJS&DS課がスタート
  - JK課卒業生によるJKOG課がスタート
・全国に横展開
  - 愛知県豊橋市役所JK広報室
  - 滋賀県湖南市役所JK課
  - 鳥取県日野町JK課
  - 新潟県妙高市PAKARATTA
  - 愛媛県宇和島市 高校生まちづくり課
  - 豊川青年会議所JKと連携
・JK課卒業後も鯖江を舞台にまちづくり
福井県では高校生の4割が県外へ転出すると言われていますが、JK課卒業メンバーの約8割が県内での就職や進学の道を選び、約半分近くがSANや(一社)ゆるパブリックという市民団体を設立するなど、まちづくり活動を継続しています

JK課の活動を
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Project 03Project 03鯖江市地域活性化
プランコンテスト

あなたが鯖江市長となって、
街をより良くするためのプランを考える!

全国から選考を通過した大学生が、地元の高校生とともに、市長になったつもりで、理想の街やつくりたい鯖江の未来をデザインし提案するという未来創造型のプランコンテストです。このコンテストは2008年に始まり、過去のプランの中には実現されたものが多数あり、現在も鯖江の活性化に貢献しています。
自分たちの地域を自分たちがゼロから新しくつくるという最高に楽しい遊びに目覚めてもらいたい。鯖江を遊び場に変えるコンテストを、一緒に創りましょう!

鯖江市地域活性化プランコンテストは、2018年に開催した第11回から、市の現状、問題点などを調べその解決策を提案してもらうという課題解決型から、自分達が創りたい鯖江の未来をプランニングし提案するという未来創造型のコンテストに生まれ変わりました。

実現可能性もしっかり意識し、提案後は小さい事でも良いので実現に向けて何かしら行動してもらいます。実施は地元の高校生が主体となり、学生団体with(※)と同じチームになった全国の大学生がサポートしていきます。

結果、第11回で提案された創りたい鯖江の未来6プランのうち、3プランを地元高校生が実施。実現に向けての第一歩プランを実現させました。また、刺激を受けた高校生が学生団体withに加入し、継続して地域活動を行っています。

今後も、理想の街やつくりたい鯖江の未来をデザインし、そして実行に移すことで、鯖江で活動することが自分事となり、鯖江が楽しい遊び場になってほしい。という想いで開催していきます。

※学生団体with
「人と人をつなげる、つながる」を目的とした”地域活性化”学生団体。
福井大学、福井県立大学、福井高専、仁愛大学、福井高専、藤島高校、高志高校の学生が所属。
メンバー募集中!
鯖江市地域活性化プラン
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