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石部神社の算額

ページ番号:351-728-160

最終更新日:2019年1月16日

石部神社算額

指定概要

指定 《市指定 第27号》 平成2年11月5日
所在地

鯖江市磯部町 石部神社

管理者 磯部町
時代 明治時代
員数 1枚

概要

 江戸時代に発達した日本独自の数学を「和算(わさん)」という。有名な数学者に江戸の関孝和(1640頃~1708)がおり、和算の発展に大きな業績を残した。鯖江にも磯部村に、金粕久美・保美という父子の数学者がいた。彼らは福井や鯖江の算学塾で学び、今立郡地方で和算を指導していたと伝えられる。
 大きさは縦37cm、横119cm、材質は桧材で、福井県では数少ない絵付き算額である。絵が美しく、保存状態も良好である。算額に記された2つの問題は、連立方程式に関するものであるが、比較的易しい問題である。銘によりこの算額は、明治10年(1877)5月、磯部村の某氏によって奉納されたものとわかる。奉納者については、磯部村で和算を学んだ境口惣助と考えられるが、決め手がなく不詳である。
   

  • 本文

 今神社酒貮石氏子者被下男女共三百七人男女三人少
 又男女三合少一人當何程問           
   答曰 男一人八合
 術曰総数之内三八減割女数是三合相乗酒貮石
 加入総人数以除是男一人八合當知

 今是求魚小鯛海老総数合代金及六百四十小鯛
 海老少二十小鯛一付五厘海老一付三厘海老
 小鯛総代金問
   答曰 八十六錢
 術曰及数三厘相乗甲名及数五厘相乗甲加
 乙名二十五厘相乗乙加丙名二十三厘相乗丁名
 丙内丁減天名五厘三厘加内定一二段減地名地
 以天除総代金得

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