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中野神社の算額

ページ番号:390-768-520

最終更新日:2024年3月23日

中野神社算額

指定概要

指定 《市指定》 平成2年11月5日
所在地 鯖江市中野町 中野神社
管理者 中野町
時代 江戸時代末期
員数 1枚

概要

 「算額(さんがく)」とは、数学の問題を解答して神社や仏閣に奉納した絵馬のことで、多くの人の目に触れて論争を展開し、和算(方程式論に相当する日本独自の数学)を発達させた。
 大きさは縦71cm、横139cm、材質は桧材であり、全体に美しい極彩色が施されている。銘から、この算額は慶応4年(1868) 3月、中野村樋口の飯田市左衛門によって奉納されたことがわかる。
 福井県では数少ない絵付き算額であり、記された問題も高度である。奉納者の飯田市左衛門は、天保10年(1839)の生まれで、明治36年(1903)に没していることがわかる他は詳細不明であるが、この算額からは、彼の和算についての知識の高さがうかがわれる。また、地域の民俗資料として、大変意義のあるものである。

【本文】
今神靈地牝牡白狐来鳴不知聲
數又文雅雄士賞花賦詩詠和歌
不櫻結知短冊數 只云短冊牝 
牡聲數別々開立方見商之數三和得十二
數 又云自短冊數牝狐聲數多九十八自
牝狐聲數牡狐聲數却少六十一問短冊牝
狐牡狐聲數幾何
 
    短冊 二十七枚
答曰  牝狐 百廿五聲
    牡狐 六十四聲
 
術曰立天元一爲短冊見商
[算木数字(1)]相消之圖
[算木数字(2)]與寄左相消之圖
[算木数字(3)]得開方之式 六乗法開之圖

慶應四歳戊辰三月  樋口村 飯田市左衛門

※一般公開はしていません

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