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絹本著色阿弥陀如来画像・同裏書

ページ番号:111-440-953

最終更新日:2019年1月17日

指定情報

指定

《市指定》 平成14年3月1日

所在地 鯖江市和田町 仰明寺
管理者 真宗大谷派灌頂山仰明寺
時代 室町時代 明応7年(1498)
員数 各1幅

概要

 裏書によって、明応7年(1498)に本願寺9世実如(じつにょ)から志津庄(しずのしょう)(すえ)(現在の福井市末町付近)に下付されたものであることがわかる。このような阿弥陀如来画像は「方便(ほうべん)法身(ほっしん)尊像(そんぞう)」とも呼ばれ、各地の門徒らに下付されて真宗教団拡張の重要な役割を果たした。
 画像は、縦73.7cm、横31.7cmである。48条の光明をもつ阿弥陀如来が蓮台上に立ち、金泥に塗られた仏身の上から截金(きりがね)衣文(えもん)の文様を描く。ずんぐりとしたその形から16世紀初頭の特徴が伺え、本願寺9世実如期のものと特定できる。現在は別幅になっている裏書に相当すると判断してよい。料絹は縦糸2本どり、横糸1本どりで、安定した織りとなっている。
 裏書は下付者の署名や花押がないが、字体の特徴より本願寺9世実如のものと断定できる。年号は「明」・「午」が判読できるため、明応7年と特定できる。宛所は「越前国丹生北郡志津庄末」とある。
 本画像の仰明寺との関係や流入経路については不明であるが、画像と裏書がセットで保存されており、当時の越前における真宗教団の布教活動を示す歴史資料として貴重である。

※一般公開はしていません

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