このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動




サイトメニューここまで
本文ここから

紙本墨書六字名号

ページ番号:752-554-446

最終更新日:2022年5月14日

紙本墨書六字名号

指定情報

指定 《市指定 第154号》 平成28年3月31日
所在地 鯖江市和田町 照臨寺
管理者 浄土真宗大谷派宝瓶山 照臨寺
時代 室町時代(15世紀)
員数 1帖8面

概要

 紙本墨書(一部彩色)で、小型(幅4.6cm・縦21.2cm)の六字名号50点が、横64.9cm×縦38.0cmの台紙8面にわたって装丁されている。浄土真宗史研究では「(かず)の名号」と呼ばれる小型の形態の名号群である。
 本願寺第8世蓮如(れんにょ)は「南無阿弥陀仏」の六字名号を下附(かふ)し、浄土真宗の教線の拡大と真宗信仰の布教により、爆発的に信者を増加させた。これらの蓮如筆による名号は実に多様であるが、形態的には縦35cm以上の料紙に書かれたものが多い。
 ところが、本資料のような小型の六字名号群も知られており、「数の名号」と呼ばれている。すなわち、蓮如の13男である実従所縁の順興寺(枚方坊・現京都市)に大量に(5,000枚)伝来していたものが宝暦3年(1753)に順興寺から散逸し、その後、昭和初年頃にそれらの一部と思われる名号群が発見され、「蓮如上人真筆數の名号頒布会」により50枚ずつの冊子としてまとめられた。しかし、それらは昭和初期に蓮如筆と鑑定されたものの、近年の研究では本願寺10世証如(しょうにょ)筆のものと考えられている。
 一方、本史料は前述頒布会が頒布した装丁とは異なるものの、蓮如筆と認められる史料群であり、今後の真宗史研究の深化が待たれる。

※一般公開はしていません

本ページの無断転用・転載を禁じます

お問い合わせ

このページは、文化課が担当しています。

〒916-0024 鯖江市長泉寺町1丁目9番20号

文化振興グループ
TEL:0778-53-2257
FAX:0778-54-7123
文化財グループ
TEL:0778-51-5999
FAX:0778-54-7123

このページの担当にお問い合わせをする。

情報がみつからないときは

サブナビゲーションここまで

鯖江市章
〒916-8666 福井県鯖江市西山町13番1号
TEL:0778-51-2200(代表)
FAX:0778-51-8161
  • 鯖江市の花・木・鳥
    つつじ・さくら・おしどり
  • 人口と世帯
  • 鯖江市の動物レッサーパンダ
    メガメガ・ウルウル
トップへ戻る
Copyright (c) Sabae City. All Rights Reserved.
このページのトップに戻る