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鯖江市の出土品

ページ番号:297-955-215

最終更新日:2019年12月24日

指定情報

指定 《市指定 第18号》 昭和50年8月25日
所在地 鯖江市まなべの館
管理者 鯖江市
時代 弥生時代後期~古墳時代後期
員数 910点

概要

 鯖江市内の埋蔵文化財包蔵地から出土したもので、王山(おうざん)長泉寺山(ちょうせんじやま)天神山(てんじんやま)経ケ岳(きょうがだけ)などの各古墳群からのものが中心となっている。

王山古墳群出土品
 弥生時代後期の墳丘墓(方形周溝墓)から出土した土器群が主体で、(かめ)(つぼ)高杯(たかつき)器台(きだい)等がある。これらには東海・近江地方の影響が認められ、北陸の弥生時代土器編年における基準資料となっている。
長泉寺山古墳群出土品
 高山支群・西山支群で調査された古墳時代前期の古墳から出土した資料が中心となっている。土器では幼小児用の甕棺・壷棺など、管玉・勾玉・ガラス小玉・竪櫛などの装身具、鉄斧・ヤリガンナなどの農工具が注目される。
天神山古墳群出土品
 昭和46年に実施された三ッ禿(みつはげ)支群の発掘調査で出土した資料が主体となっている。土器では多量の須恵器(すえき)土師器(はじき)の他、鉄剣・鉄刀・鉄鏃(矢じり)などの武器、管玉・勾玉・金環・銅環などの装飾品、轡などの馬具が注目される。これらは5~6世紀代の横穴式石室古墳から出土したものが中心であり、群集墳の成立過程を示す資料として貴重である。

コラム 群集墳

 6世紀になると農業生産力が高まり、これまで豪族に支配されてきた農民の中から有力な階層が台頭し、小規模な古墳に埋葬されるようになった。これらは1ヶ所に10数基から100基以上も集中し、15万基以上あるといわれる日本の古墳の99%が、6世紀以降に造られた群集墳であると言われている。

※常時公開はしていません(一部常設展示)

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FAX:0778-54-7123
文化財グループ
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