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朝倉景紀五輪塔地輪

ページ番号:512-781-683

最終更新日:2019年12月22日

指定情報

指定 《市指定 第157号》 平成29年3月31日
所在地 鯖江市川島町 専立寺
管理者 浄土真宗本願寺派朝倉山 専立寺
時代 元亀3年(1572)
員数 1基

概要

 笏谷石(しゃくだにいし)(緑色凝灰岩)製の五輪塔の地輪(じりん)である(37.5cm四方)。底面は半球状に大きく(えぐ)られており、重量軽減のため、もしくは遺愛品の一部を納めるための役割があったと考えられている。
 正面中央部蓮華座の上には、越前様式の月輪の中に「地」の文字、その下方に朝倉景紀の法名「大機伊冊居士」の文字、法名の向かって右側に「元亀三年壬申」、左側に没月日の「五月一日」の文字がある。文字は伸びやかであり、市内小泉町字「十王堂」の田の中から出土し、現在、同町與呉神社境内にある燈篭残欠の竿部分に印刻された「元亀三年壬申九月廿日」の文字に酷似する。
 朝倉景紀の没後、遺骸は寺地の南西隅に埋葬され、その上に五輪塔が建立されたが、天正元年(1573)、織田信長の越前侵攻が確実となると、住持の開山良道は敵方に墓を荒らされることを恐れて、墓標を自然石の笠卒塔婆風のものに置き換えたという(鯖江市市指定第97号)。移転された五輪塔は、その後、所在不明となっていたが、歴代住職の墓地中にあった五輪塔の地輪を実検したところ景紀のものであることがわかった。

※一般公開はしていません

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