石碑等調査事業
ページ番号:318-748-819
最終更新日:2017年3月24日
石碑等調査事業
目的
市内の石碑・記念碑・墓碑などについて、保存・保護すべき物件のリストアップを行うこととなり、悉皆調査を実施しました。
調査期間
平成24年4月8日~平成25年12月20日
概要
調査された87ヶ所のうち、各地区ごとの特徴としては、鯖江地区には鯖江藩関連の石碑が多く、神明地区は旧陸軍36連隊駐屯地があった関係で連隊に関する石碑が多く認められました。日野川西岸の田園地帯である吉川・豊地区では近世の用水開削に関する石碑が目立ち、全域で浄土真宗関連の史跡碑が多いのは、一向一揆の舞台となった鯖江市の歴史的特色を示すものであり、いずれも、各地区の歴史的推移の特色を反映して興味深いものです。碑文の内容で特色のある事例としては、鯖江市の主要産業である繊維産業の歴史を物語る石碑や人物顕彰碑が目立ち、市内全域で茶道・華道・書道・和歌・謡曲など私塾の師を顕彰する石碑が数多く認められ、近世においては都市部のみならず農村部も含めて、一般庶民における文化活動の高さを物語るものです。これらのうち、6ヶ所が鯖江市指定文化財に指定されました。
成果の公開
調査成果については、「鯖江市内石碑調査概要報告書」にまとめました。県内図書館等で閲覧できます。
機業記念碑(写真左)、仁恵塚(写真中)、嚮陽渓碑(写真右)
富田長秀墓碑(歯塚権現碑)
間部家墓所(外)
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Reader(旧Adobe Acrobat Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Readerのダウンロードへ
お問い合わせ
このページは、文化課が担当しています。
〒916-0024 鯖江市長泉寺町1丁目9番20号
文化振興グループ
TEL:0778-53-2257
FAX:0778-54-7123
文化財グループ
TEL:0778-51-5999
FAX:0778-54-7123