絵馬等調査事業
ページ番号:215-687-413
最終更新日:2017年3月24日
絵馬等調査事業
目的
市内の絵馬・俳句額・算額について、保存・保護すべき物件のリストアップを行うこととなり、社寺所蔵の絵馬等について悉皆調査を実施しました。
調査期間
平成23年2月8日~平成24年9月25日
概要
調査された691点のうち、画題では馬が最も多く(37%)、次いで武者(17%)、物語・神仏・眷属・歌仙・芸能・風俗などと続きます。制作年代は、江戸時代後期の18世紀末~19世紀後半が圧倒的に多く、この時期に絵馬奉納の主体が庶民に移行し、個々の現世利益を神仏に祈願する絵馬を購入できる環境が整えられたと考えられます。また、銘文からうかがえる最古の資料としては応永20年(1413)の曳馬図が確認されました。これらのうち、11点が鯖江市指定文化財に指定されました。
成果の公開
調査成果については、鯖江市まなべの館企画展「よみがえる絵馬~祈りと願いのDNA」(平成24年11月10日~12月9日開催)において公開しました。
企画展図録「よみがえる絵馬~祈りと願いのDNA」(PDF:641KB)
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お問い合わせ
このページは、文化課が担当しています。
〒916-0024 鯖江市長泉寺町1丁目9番20号
文化振興グループ
TEL:0778-53-2257
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