シロテテナガザル


分類 霊長目 テナガザル科
英名 White-haned gibbon 学名 Hylobates lar.
分布 タイ、マレー半島、スマトラ北部、ジャワ西部、ボルネオ南西部
東南アジアに広く分布する小型の類人猿の仲間です。野生では果物が主食で、その他木の葉・芽・花などを食べます。体の毛の色は黒色系・白色系それに中間の褐色系の3型に大別されますが、 いずれも顔の周囲に白色のリングがあること、手足の先端が淡白色なのが特徴です。
通常オトナのオスとメスが各1頭ずつと、その子どもからなる小集団を作りほとんど樹上で生活します。枝から枝へ巧みな腕わたり(ブラキエーション)によって森の中を移動し、 よく通る大きな美しい声でなわばりを誇示します。


