議長あいさつ

　
　令和5年7月の臨時議会において、栄えある鯖江市議会第42代議長にご選任を賜り、誠に身に余る光栄であり、心から厚く御礼を申し上げます。

　鯖江市議会としての重責を担うことは、歴代諸先輩が長きにわたり築いてこられました「開かれた議会」を継承し、市民に信頼される議会を目指して、円満な議会運営に取り組まなければならないと思う次第でございます。

　さて、ここ数年続いておりました新型コロナウイルス感染症の感染拡大、そして、世界的なエネルギー価格の高騰や食糧・生活必需品の物価高などにより、本市における市民生活や地域経済は大変厳しい状況が続いております。

　鯖江市議会といたしましては、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが季節性インフルエンザと同じ5類に移行され、人の流れも活発化してきている今こそ、二元代表制の下、抑制と均衡の関係を保持しつつ、市民の思いを市政に反映し、平穏な日常生活と地域経済の早期回復といった喫緊の課題に応えていく必要があるものと考えております。
　
　市民の皆様におかれましては、今後とも市議会の活動や市政について、御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げ、就任の挨拶とさせていただきます。