めがねのまちさばえ ゼロカーボンシティ宣言
ページ番号:271-181-459
最終更新日:2020年5月20日
鯖江市は2050年の二酸化炭素排出実質ゼロを目指します
鯖江市は、令和3年5月20日(木曜日)の定例記者会見で、2050年の二酸化炭素排出量実質ゼロを目指すことを表明しました。
ゼロカーボンシティ宣言書
ゼロカーボンシティとは
脱炭素社会に向けて2050年までに区域内の温室効果ガスの総排出量を実質ゼロにすることを目指すことを公表した地方自治体のこと
背景
近年、世界各地では地球温暖化の進行により、猛暑や豪雨など異常気象による災害が増加しており、我が国においても、全国各地で集中豪雨や台風の巨大化による甚大な被害が発生しています。本市においても、生命や暮らしが脅かされる事態が身近に迫るなど、まさに気候危機というべき状況であり、その対策は不可欠なものとなっています。
2015年に合意されたパリ協定では、「産業革命からの平均気温上昇の幅を2℃未満とし、1.5℃に抑えるよう努力する」との目標が国際的に広く共有されるとともに、2018年に公表されたIPCC(国連の気候変動に関する政府間パネル)の特別報告書では、この目標の達成には「気温上昇を2℃よりリスクの低い1.5℃に抑えるためには、2050年までに二酸化炭素の実質排出量をゼロにすることが必要」と示されています。
こうした目標の達成に向け、環境省では、全国の自治体に「ゼロカーボンシティ」の表明を呼びかけており、2020年には、「2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにし、脱炭素社会の実現を目指す」との政府方針が示されました。
鯖江市のCO2(二酸化炭素)排出量(部門分野別)現状 ※2018年度 環境省HPより
鯖江市のCO2排出量 合計 589,000t <100%>
- 産業部門 232,000t < 39%>
- 業務その他部門 80,000t < 14%>
- 家庭部門 147,000t < 25%>
- 運輸部門 121,000t < 21%>
- 一般廃棄物分野 9,000t < 1%>
実現に向けて
鯖江市ではこれまでも環境フェアやかんきょう市民大学をはじめとした啓発・学習事業のほか
- どんぐりからの森づくり事業
- グリーンカーテンの設置促進
- 公共施設および街灯のLED化
- クールビズ、ウォームビズをはじめとした省エネルギー活動
- 庁内会議等における資料のペーパーレス化
など、地球温暖化防止や温室効果ガスの削減に向けた取組を行ってきました。今後もこれらの取組は継続しつつ、新たな取組みとして、今月14日に設立された二酸化炭素を排出しない次世代エネルギーとされる水素利用促進へ向けた「ふくい水素エネルギー協議会」へオブザーバーとして参加し、水素エネルギーに関する調査・研究、技術開発、普及啓発、情報収集などの活動を通して、水素社会を見据えたまちづくりの可能性を検証します。
その他具体的な取組については、今年度改定を予定している環境基本計画に盛り込む予定です。
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Reader(旧Adobe Acrobat Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Readerのダウンロードへ
お問い合わせ
このページは、環境政策課が担当しています。
〒916-8666 鯖江市西山町13番1号(市役所本館2階)
環境推進グループ
TEL:0778-53-2227(公害)
TEL:0778-53-2228(廃棄物)
FAX:0778-53-1121