鯖江市の上水道において、赤水が発生してご迷惑をおかけすることがあります。
これは鯖江市の上水道が地下水を使用していることに起因するものです。地下水中に溶けている微量の鉄分やマンガン(水道法の水質基準の範囲内の量)の酸化されたものが、徐々に水道管内の管壁に付着したり沈殿します。そして使用水量が増大し通常の水量以上に管内を流れる(流速が速くなる)と、付着物がはく離したり沈殿したものが舞い上がり赤水となります。
鯖江市は赤水防止対策として毎年6月に洗管作業を実施しています。しかし赤水発生の全面解消にならないのが実状です。市民の皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、赤水が発生した時はご連絡いただければ近くの消火栓で洗管を実施いたします。ご理解とご協力をお願いします。
なお、使用水量の増大の原因としては夏場晴天や暑さによること、および冬場融雪に上水道を使用することなどが考えられます。
節水にご協力ください。

冬場融雪に上水道の水を使用する家庭等がたくさんあります。
そのため、使用水量の増大により赤水の発生の原因になったり、一部高台においては断水するおそれがありますので、融雪には上水道の水を使用しないで下さい。また各家庭および事業所等での節水にご協力をお願いします。
また、冬場消火栓のまわりに積雪がありますと消火栓の使用が困難になりますので、消火栓のまわりも除雪しておきましょう。