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おこない

ページ番号:984-336-621

最終更新日:2021年9月26日

指定情報

指定 《市指定 第158号》 平成29年3月31日
所在地 鯖江市河和田・北中山地区各所
管理者 河和田・北中山地区区長
時代 江戸時代中期~現在

概要

 「おこない」とは鯖江市東部とその周辺にみられる、厄年の男性が厄払いのために餅をまく行事である。現在、多くの集落では1月に開催されることが多いが、戦前は旧正月の2月に行われることが多かったという。
 「餅まき」としての「おこない」の史料的な初出は、片山町の『神田帳』にある明和6年(1769)の記述である。それ以前から神事に関する記録はあるものの、餅まきの事例は確認できない。
 明治期になると、村々の神社の統廃合が進み、「おこない」も廃絶の危機があったが、米の供出方法を変化させるなどの工夫によって存続したという。さらに、大正期からは厄年と「おこない」の神事が密接に結び付くようになり、戦後に至って「おこない」は厄払いと餅まきの神事として定着したと考えられる。

コラム 今立郡の「オコナイ」

 「オコナイ」の名称をもつ行事は西日本の広い範囲に分布し、旧今立郡域においても嶺北南部から若狭にかけて「オコナイ」の事例が報告されている。
 嶺北では餅まき・面の神事・簡易化された神事と直会(なおらい)のみなど、「オコナイ」が示す行事は様々だが、旧今立郡域における「オコナイ」は、共同飲食や餅まきを行う事例が多い。今立郡北部の鯖江市河和田・北中山・片上・中河地区、越前市服間地区の一部では餅まきが多く行われる一方、今立郡南部では共同飲食の事例が多くみられる。


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