子どもの離乳食について(中期~後期)
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最終更新日:2024年8月28日
お子さんに合わせてすすめましょう
離乳食のすすめ方(中期~後期)
離乳食を開始して、1~2ヵ月ほど経ったら離乳食中期へ進みます。7か月ごろからの赤ちゃんは、体内の消化吸収能力が発達し「消化酵素」を増やし、
「内臓」と「筋肉」が育つ時期です。食材を少しずつ増やしたり、食品の形態を変化させていきましょう。
1日に2回、授乳とワンセットで離乳食+母乳・ミルクを与えましょう。
離乳食(中期)のワンポイント
離乳食はなるべく同じ時間帯で与えるようにしましょう
朝決まった時間に起きて、活動や食事のリズムができると、消化酵素が増えて消化機能が育ちます。
そうすると、食欲がでて食べがよくなる場合があります。
離乳食の大まかなすすめかたを知りたい
こちらをご参照ください。(PDF:3,291KB)(生後5か月からの「離乳スタートガイド」別添スケジュール)
離乳食(中期)のすすめ方が分からないとき
1日2回の離乳食になるときに、
どう増やしていくとよいかわからない場合にご覧ください。
離乳食(中期)の形態
野菜は、柔らかくゆでて3~5ミリ角に切ったものを、スプーンやナイフの腹でつぶします。
必要に応じてとろみをつけましょう。
固さの目安
舌でつぶせる固さ(豆腐くらい)からスタートしましょう。
離乳食(中期)の与えるときのポイント
(1) 「たべようね」と食べ物を見せて知らせましょう。
(2) 下唇の上にスプーンをのせ、本人が挟み込んで取り込もうとする意欲を大切にしましょう。
(3) 食べ物は舌の前の方にのせます。
(4) 唇を閉じたら、そっとスプーンを抜くようにします。
離乳食(中期)の口の動き
● 上下唇を閉じて、口の中に材料を取り込みます。
● 取り込んだ食べ物を上あごに押し付けてつぶします。
● つぶした食べ物を舌を使ってひとまとめにする練習をします。
食べているときに口角が同時に伸縮します。
もぐもぐが上手になるには
ドロドロしているものから、全部の量を舌でつぶせる固さに急にすると
赤ちゃんも大変な場合もあります。
また、一度にたくさん口に入れすぎるとモグモグできないので、
丸のみしたり、「べーっ」と出してしまうこともあります。
少しずつ、ゆっくり口に運びましょう。
離乳食(中期)→(後期)へのタイミングがわからないとき
確認のポイントは5つ
下記の様子が見られるようになったら、後期へすすめてみましょう
(1) 離乳食の期間 開始してから4か月ほど経過している。
(2) 食べ物の形態 舌でつぶせるかたさの状態が食べられる。
(3) 口の動き 唇が水平に動く、2~3秒ほどはもぐもぐしている。
(4) 食べる量 子ども茶碗に8分目くらいのおかゆとおかずが食べられる。
(5) 体調がよい 肌荒れなどもなく、健康状態もご機嫌もよい。
離乳食のすすめ方(後期)
運動量も増え、体も大きくなる時期です。
その変化に必要な分は、母乳やミルクと合わせ3回の食事で栄養を補わないと、間に合わなくなってきます。
1日に必要な栄養の約60%を、離乳食からとるようになっていきます。
このころから「食事のバランス」を意識して食べましょう。
3回食の時期は、離乳食を始めてから4か月目頃からスタートします。
(個人差がありますが、生後5か月頃から始めた場合は、生後9か月頃に後期を始めます。)
ここから、約7か月かけて離乳食から幼児食へ移行します。
この時期は噛むことや食品を消化する能力だけでなく、手づかみ食べやコップの練習など色々な食品を食べることで体を動かし、成長するスキルをたくさん学ぶ大切な時期です。
離乳食(後期)へのすすめ方が分からないとき
すすめ方が分からない時の下記例を参考に進めてみてください。
離乳食(後期)へのすすめ方の例
(1)中期の食事のリズムのままで、午前もしくは午後の授乳のタイミングの1回を「離乳食+母乳・ミルク」に置き換えます。
(2)後期の食事は、1回目、2回目よりは少なめ → 徐々に増やしていくのがよいでしょう。
(3)食事の後の母乳・ミルクは食べる量に応じて減らしていきます。
(4)食事の量が1、2回目と同じくらい食べられるようになってきたら食材の大きさや種類に変化をつけてみましょう。
(5)食事のリズムを大人と同じにしていきます。(間食として母乳・ミルクを挟みます。)
離乳食(後期)の形態
離乳食(後期)の与えるときのポイント
柔らかいイモ類などは手でもって食べられるようにしてみましょう。
作るときのポイント
みじん切りでは練習になりません。
食材の柔らかさに従って、切り方や大きさを変えて与えましょう。
固さの目安
歯茎でつぶせる固さ(バナナくらい)の固さ
離乳食(後期)の食べさせ方のポイント
(1)スプーンのボウルの部分を下唇にのせ、上唇が閉じるのを待ちます。
(2)バナナくらいの柔らかいもの、イモのように煮ると柔らかくなる野菜などは、
1cmくらいに大きめに切り、前歯で「かじる」作業をしましょう。
(3)唇を閉じて上手に飲み込めているか様子を見て判断しましょう。
離乳食(後期)の口の動き
● 舌が左右にも動くようになります。
● 舌を使って食べ物を歯茎に送り込みます。
送り込んだ食べ物を落とさないように、ほほや舌を使います。
● つぶした食べ物をひとまとめにする動きを覚えます。
バナナくらいのやわらかさなら噛むことができるようになります
母乳育児の場合に不足しやすい栄養素
鉄・ビタミンD
生後6か月ごろからは、鉄欠乏やビタミンDが不足しやすいといわれています。
豊富な食品を積極的に取りましょう。
鉄を多く含む食材 | ビタミンDを多く含む食材 |
---|---|
・小松菜、ほうれん草等の青菜類 |
・かわはぎ、さけ、いわし、しらすなどの魚類 |
母乳育児に限らず、食べられる食品を増やしていく中で、ベビーフードなどを利用しながら積極的に取り入れましょう。
離乳食のレシピや大人からのとりわけを知りたい
赤ちゃん&子育てインフォ(外部サイト)をご利用ください
公益財団法人母子衛生研究会監修の離乳食の情報ページです。
赤ちゃん&子育てインフォトップページ < 妊娠・出産・子育て 情報 < 初めての離乳食(外部サイト) からご覧ください。
すすめ方や、すすみ合わせたレシピや食事のバランス、離乳食の進行に合った食材の使い方が掲載されていますのでぜひご覧ください。
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このページは、健康づくり課が担当しています。
〒916-0022 鯖江市水落町2丁目30番1号(アイアイ鯖江内)
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