毛虫の種類と駆除
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最終更新日:2017年3月24日
駆除が必要な場合は、以下の事項を参考に対処してください。
アメリカシロヒトリ
多く見られる木
サクラ(桜),カキ,カエデ,バラ(薔薇),リンゴ(林檎),コナラ(小楢),クワ(桑)など
特徴
5月から9月にかけて年に2回から3回発生を繰り返します。
大人の小指大で白い長い毛が密生しています。
集団で葉を食害するので、放置しておくと樹全体が丸坊主になることもあります。
幼齢幼虫のうちは枝が分かれているところなどにクモの巣状の巣をつくります。
駆除の方法
巣の撤去(巣ごと切り取り、踏みつぶすか焼き捨てると手軽に駆除できます。)
消毒(葉の上に毛虫を見つけたら速やかに殺虫剤を散布して下さい。)
殺虫剤の種類
- スミチオン乳剤(MEP乳剤ともいう。1,500倍に薄めて噴霧器等で散布。)
- オルトラン液剤(500倍に薄めて噴霧器等で散布。)
チャドクガ
多く見られる木
・チャ(茶),サザンカ(山茶花),ツバキ(椿)など
特徴
1センチメートルから3センチメートルの黄褐色の地に黒の斑点がある毛虫です。
毛には毒があり、ひどくかぶれるので決して触れないようにして下さい。
集団で葉を食害するので、放置しておくと樹全体が丸坊主になることもあります。
駆除の方法
葉の上に1列に群生しているので、見つけたら速やかに殺虫剤を散布してください。
殺虫剤の種類
- スミチオン乳剤(MEP乳剤ともいう。1,500倍に薄めて噴霧器等で散布。)
- オルトラン液剤(500倍に薄めて噴霧器等で散布。)
- 家庭用殺虫剤(一部の葉に群生しているうちなら、ハエ・カ等駆除用のエアゾール殺虫剤も手軽で効果があります。ただし多量に使うと木に薬害がでます。)
イラガ
多く見られる木
カキ(柿),ナシ(梨),サクラ(桜),ウメ(梅),アンズ(杏),カエデ(楓),クリ(栗),クルミ(胡桃),プラタナス,ザクロ(柘榴),アカメモチ(レッドロビン)など
特徴
1センチメートルから2センチメートルのナマコ状で体全体に毒のあるトゲがあり、触れると電気が走ったように痛みます。
集団で葉裏を浅く食害するので、葉が褐色になり枯れてしまいます。
枝の根元や木の幹にかたいマユを作り、越冬します。
駆除の方法
- 消毒(毛虫を発見したら速やかに殺虫剤を散布)
- マユの撤去(冬に枝の根元や木の幹(特に地際)、樹皮のすき間を調べて越冬しているマユを撤去する。)
殺虫剤の種類
- スミチオン乳剤(MEP乳剤ともいう。1,500倍に薄めて噴霧器等で散布。)
- マラソン乳剤(2,000倍に薄めて噴霧器等で散布。)
害虫駆除の際の注意事項
- 殺虫剤を使用する前に、説明書をよく読んで指定濃度、取り扱い上の注意を守って使用すること。
- 作業中は長袖の上着、長ズボン、マスク、ゴム手袋、ゴーグル等を着用し散布液を浴びないように注意すること。
- 作業後は手足や顔などを石けんでよく洗うこと。
- かぶれやすい体質の方は、特に取り扱いに充分注意すること。
- 変色等のおそれがあるので、自動車、壁などの塗装面、大理石、御影石にかからないようにすること。
- 殺虫剤は人体に入ると危険なので、使用後あまった薬剤は子供の手の届かないところに保管しておくこと。
お問い合わせ
このページは、環境政策課が担当しています。
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