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専立寺庭園

ページ番号:620-643-635

最終更新日:2019年12月22日

専立寺庭園

指定情報

指定 《市指定 第156号》 平成29年3月31日
所在地 鯖江市川島町 専立寺
管理者 浄土真宗本願寺派朝倉山 専立寺
時代 戦国末期~江戸時代(推定)

概要

 自然湧水の池泉の中に中島(亀島を表現)を配し、背後の築山の中心に大小2つの立石からなる蓬莱山(ほうらいさん)(鶴を表現)を置いた池泉式庭園(書院造系庭園)。
 専立寺の前身は応請山蓮華寺(現、浄願寺の前身)の奥坊光厳寺である。光厳寺は朝倉景紀が晩年を過ごした寺であり、現在も寺には景紀を偲ぶ墓塔が遺ることから、本庭園の起源は朝倉景紀が幽棲した永禄8年(1565)~元亀3年(1572)に遡ると推定されるが、江戸時代末期以降、庭園の一部は数度改修されている。

コラム 朝倉景紀

 景紀は朝倉氏3代目貞景の4男で、4代目孝景の弟。敦賀郡司朝倉宗滴の養嗣となり、郡司職を継承した。景紀は宗滴とともに加賀一向一揆勢の討伐や若狭侵攻の大将として活躍し、他方で得和歌・連歌・絵画・茶の湯なども嗜み、文武に秀でた人物であったという。

※一般公開はしていません

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