第458回鯖江市議会定例会提案理由説明要旨(令和8年8月26日)
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最終更新日:2026年8月26日
第458回鯖江市議会定例会の開会にあたり、令和8年度補正予算案をはじめ、各議案のご審議をいただくに際し、市政運営にあたっての所信の一端を申し述べますとともに、市政の諸課題につきまして、その概要をご説明申し上げます。
はじめに、冒頭のご報告のとおり、先週20日、前総合政策課長 小竹博之君がご逝去されました。突然の訃報に接し、深い悲しみとともに、誠に残念でならない思いであります。小竹博之君には、長年にわたり企画政策の推進をはじめ、法務・人事、防災など本市の重要施策に携わっていただきました。これまでのご功績に心より感謝申し上げますとともに、謹んでご冥福をお祈りいたします。
福原敏弘議長をはじめ議員各位におかれましては、本日の会議に先立ち、小竹博之君を悼み、黙とうを捧げていただきましたことに、心より感謝申し上げます。
次に、先月28日に発生いたしました令和8年熊本地震では、熊本県熊本地方を中心に最大震度7が観測され、甚大な被害が発生いたしました。また、今月13日から14日にかけて発生いたしました令和8年8月千葉豪雨では、新しい防災気象情報の運用が5月に始まって以来初となる「レベル5大雨特別警報」が発表され、低地やアンダーパスで浸水するなど、各地に大きな被害をもたらしました。熊本地震および千葉豪雨によりお亡くなりになられました皆様のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様に衷心よりお見舞いを申し上げます。
熊本地震を受けて、本市では、被災者支援のため、熊本県八代市に職員1人を来週30日から、宇城市には保健師1人を来月21日から派遣いたします。
また、日本赤十字社が実施する令和8年熊本地震災害義援金を10月30日まで、令和8年8月千葉豪雨災害義援金を11月30日まで受け付けております。お寄せいただいた義援金は、被災者支援に活用されますので、市民の皆様の温かいご支援をお願いいたします。
これから台風シーズンを迎えることから、台風や集中豪雨による災害への警戒が必要であります。本市においても、災害に備えた体制を整えるとともに、正確な情報発信と早期避難の促進に努めてまいります。
こうした中、今年度の鯖江市総合防災訓練は、11月15日に豊地区を会場として開催する予定であります。訓練は、昨年に引き続き、夜間の災害発生を想定した市民参加型で実施いたします。市民の皆様が主体的に参加できるよう準備を進め、防災意識の向上につなげてまいります。
次に、この夏も、鯖江の子どもたちが全国の舞台で目覚ましい活躍を見せてくれました。
まず、「全日本学生選手権大会」の体操競技では、多くの鯖江高校出身の選手が活躍いたしました。本田沙禾選手が女子個人総合で2位入賞したほか、宮田笙子選手は女子跳馬で優勝し、平均台でも2位に入賞されました。また、女子段違い平行棒では江口遥選手が2位入賞、山戸陽茉選手が3位に入賞し、男子鉄棒では野田漣音選手が2位に入賞するなど、優秀な成績を収められております。さらに、なぎなたにおいても、高溝遥風選手が個人の部で2位に入賞するなど、本市ゆかりの選手が大学進学後も全国で活躍されております。
続いて、「近畿総体」のアーチェリー競技では、鯖江高校が男子団体で初優勝を果たされました。福井県勢男子団体としては44年ぶりの快挙であり、市民に大きな感動と誇りを与えていただきました。
また、なぎなた女子演技では、鯖江高校の山本伊咲選手・清水芽生選手組が3位入賞を果たされました。
体操競技では、鯖江高校女子体操部が団体3位に入賞したほか、跳馬では、大久保さや選手が優勝、山崎友貴選手が2位入賞し、床では、梅本咲和選手が3位入賞を果たされました。
さらに、「北信越中学校総合競技大会」においても、中央中学校が体操女子団体で3位入賞したほか、鯖江中学校が新体操男子団体で2位に入賞するなど、「体操のまちさばえ」の存在感を全国に示してくれました。
加えて、陸上競技の中学共通女子100mハードルでは、鯖江中学校の齋藤由奈選手が優勝、柔道女子70キログラム超級では、鯖江中学校の植野絢楓選手が3位入賞するなど、各競技で目覚ましい活躍を見せてくれました。
このほか、鯖江中学校の横山心結選手が「全国中学生フェンシング選手権大会」女子団体で優勝、鯖江中学校の龍田翔選手が「北信越ジュニアテニス選手権大会」のU12男子ダブルスの部で優勝いたしました。
また、なぎなたの「全日本少年少女武道錬成大会」の演技競技において、中央中学校の清水柚莉選手・中司陽月選手組と、勝木葵唯選手・水上瑛月選手組がともに優秀賞、品川紗嬉選手・伊井澪音選手組が敢闘賞となるほか、「PRIDE JAPAN全国選抜学童軟式野球大会富山大会」では、鯖江クラブが福井県勢初となる2位入賞の快挙を成し遂げるなど、多くの選手が活躍されております。
吹奏楽では、「北陸吹奏楽コンクール」において、さばえJr.吹奏楽団KIRARIおよび鯖江市ソノーレ・ウィンドアンサンブルが金賞を受賞し、ともに上位大会への出場を決めたほか、中央中学校が金賞、鯖江中学校が銀賞を受賞されました。さらに、中央中学校と鯖江高校は「中部日本吹奏楽コンクール福井県予選」で金賞を受賞し、本大会出場を決めております。
小学生から社会人まで幅広い世代が活躍されたことは、「吹奏楽のまちさばえ」を全国に発信する素晴らしい成果となりました。
さらに、自律型ロボット競技会「WRO Japan福井地区予選会」において、小学生部門で進徳小学校の直江聡佑さんが優勝し、全国決勝大会への出場を決められました。スポーツや文化活動だけでなく、科学技術分野においても子どもたちの活躍の輪が広がっております。
このほかにも、鯖江の子どもたちが様々な分野で全国に挑戦し、輝かしい成果を挙げております。子どもたちの努力を称えるとともに、今後も市民の皆様とともに、その挑戦と成長を応援してまいります。
次に、6月から開催してまいりました「ふれあい座談会」をはじめ、「市長と語り合う会」などを通じて、市民や各種団体の皆様から幅広くご意見を伺ってまいりました。これまでに25回開催し、延べ494人の皆様と意見を交わす中で、今後の市政運営に生かす貴重なご意見をいただいております。
いただいたご意見については、職員とともに知恵と工夫を重ねながら、できることから着実に取り組み、今後の市政運営に反映してまいります。
それでは、当面する諸課題について申し上げます。
まず、嚮陽会館複合交流施設整備事業についてでありますが、現在、敷地造成や仮設工事を進めており、今後、本格的な改修工事へ移行してまいります。引き続き、安全管理を徹底するとともに、適切な工程管理に努めてまいります。
また、工事に伴い、駐車場の出入口や駐車可能台数を制限しているため、利用者の皆様にはご不便とご迷惑をおかけしております。今後、工事の進捗に合わせて、9月と10月のイベント時には、駐車可能台数を現在より増やすなど、利用環境の改善を図りながら工事を進めてまいりますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
なお、6月にワイプラザ鯖江へ移転したハローワークプラザさばえについては、利便性や認知度の向上により、利用者数が前年同期比で増加するなど、その移転効果が現れております。
次に、神明苑の再整備についてでありますが、本事業は本市にとって重要な取組みであることから、施設コンセプトや導入機能の検討、民間事業者へのサウンディング等を実施するとともに、市民の皆様のご意見も参考としながら、再整備の方向性を整理してまいります。
その上で、将来にわたり持続可能かつ魅力ある施設の実現に向け、基本構想の策定を進めてまいります。
それでは、主要な事業について申し上げます。
まず、行政改革とDXの推進についてでありますが、今年度は行政改革大綱の中間年度に当たることから、先月30日に開催した行政改革推進委員会にていただいたご意見を踏まえ、大綱に掲げる取組みを着実に進めるとともに、全庁を挙げて行政改革を推進するため、アナログ規制の見直しによるデジタル化の推進や、業務量調査による各課業務の分析を進めております。今後は、その結果をもとに業務改善や定員管理方針の策定に活用し、業務量に応じた適正な人員配置を検討してまいります。
また、「書かない窓口」については、今月から対象業務を拡大し、市民窓口課のほぼ全ての手続きに対応できる体制を整えました。今後も、市民目線に立ったデジタル化を進め、更なる利便性の向上を図ってまいります。
さらに、「フリーアドレス」についても順次導入を拡大しており、今年度は庁舎2階、来年度は庁舎1階への導入を予定しております。フリーアドレスを活用し、職員間のコミュニケーションの活性化や業務効率の向上に努めてまいります。
これらの様々な取組みを通じて、行政改革を着実に進め、質の高い行政サービスの提供と持続可能な行政運営の実現を目指してまいります。
次に、シティプロモーションの取組みについて申し上げます。
まず、甲府×鯖江“つくる”プロジェクトについてでありますが、今月11日に甲府市で開催された「小江戸甲府の夏祭り」において、本市のものづくりや食などの魅力を発信いたしました。
また、来月19日に横浜アリーナで開催される東京ガールズコレクションの「KOFU×SABAE SPECIAL STAGE」では、甲府の宝石や鯖江の眼鏡をモデルの皆様に着用いただくなど、両市のものづくり産地の魅力を全国に発信してまいります。
さらに、10月9日には、地域産業の活性化や人材交流の推進を目的とした「甲府×鯖江職人交流事業」を実施いたします。ビジネスマッチング交流会や「RENEW」の視察を通じ、産地間の相互理解の促進と新たなビジネス機会の創出を図ってまいります。
このほか、先月2日には、甲府市と来年度の連携事業について協議を行いました。本市の女性管理職登用率が全国トップクラスであることに関心を寄せられた甲府市からは、女性管理職による意見交換会の開催が提案されたほか、学生連携や動物園連携などについても活発な意見交換が行われるなど、多様な分野での連携が検討されております。
引き続き、同じ「ものづくり」という強みを持つ両市が手を取り合い、それぞれの技術や人材、資源を生かしながら、新たな価値の創出と地域の魅力発信に取り組んでまいります。
また、西山動物園では、6月から7月にかけてレッサーパンダの赤ちゃんが4頭誕生いたしました。4年ぶりとなる大変喜ばしい出来事であり、現在も順調に成長しております。今後は、赤ちゃんたちの愛称を募集するとともに、一般公開も予定しており、多くの皆様に成長を見守っていただきたいと考えております。
こうした中、本市では、西山動物園のシンボルであるレッサーパンダを活用した「さばえレッサーパンダ魅力発信プロジェクト」を展開しております。
まず、6月26日から全国公開された映画と連携した特別企画では、西山動物園スタンプラリーに約2,000人、映画館貸切上映会には約100人の親子連れにご参加いただくなど、多くの皆様にレッサーパンダの魅力に触れていただきました。
また、レッサーパンダのVチューバープロジェクトでは、先月18日にYouTubeチャンネル登録者数が1万人を達成したほか、キャラクター名の公募にも県内外から303件の応募をいただいております。今後、名前を決定し、来月19日の国際レッサーパンダデーにて発表する予定であります。
さらに、同日から第3弾となる「レッサーパンダトレーディングカード」を発売するとともに、動物園への募金にキャッシュレス決済サービスを導入いたします。
あわせて、同日から23日までの5日間は、開園時間を午後6時まで延長する秋の特別開園を実施し、西山動物園の更なる魅力発信と誘客促進につなげてまいります。
さらに、国際レッサーパンダデーに合わせた取組みとして、福井鉄道福武線のレッサーパンダラッピング電車を活用した貸切ツアーを開催し、公共交通と西山動物園の魅力を一体的に発信してまいります。
また、車内にオリジナルつり革や足跡シート等を設置するほか、市内5か所の施設を巡るスタンプラリーを実施し、市内周遊の促進と本市の魅力発信につなげてまいります。
これらの取組みを通じて、レッサーパンダをきっかけに本市を訪れる方々の満足度向上を図るとともに、「レッサーパンダのまちさばえ」のブランド力の向上と交流人口の拡大を図ってまいります。
さらに、若手職員の提案をきっかけに実現した取組みとして、レッサーパンダをモチーフにしたベンチの設置や、本市初となる原動機付自転車等のオリジナルナンバープレートの製作があります。
まず、レッサーパンダベンチについては、先週21日から西山公園に設置しており、市民や来園者の皆様に親しまれる新たなスポットとなることを期待しております。
また、オリジナルナンバープレートについては、「めがねの日」である10月1日から交付申請の受付を開始いたします。なお、鯖江郵便局様のご協力により、配達業務で市内を巡回する原付バイクにも導入いただくこととなっております。
これらの取組みが、本市の魅力向上やシティプロモーションの推進につながるものと考えております。
次に、本市では、9月から10月にかけて、市内各地で多彩なイベントが開催されます。いずれも市民や市民団体、事業者の皆様が主体となってつくり上げる祭典であり、本市が長年培ってきた「市民主役のまちづくり」を体現する取組みであります。
市民の皆様には、ぜひ各イベントに足をお運びいただき、鯖江ならではの魅力とにぎわいを感じていただければと思います。
まず、来月19日・20日には、「めがねフェス」と「さばえ門前まつり」が開催されるほか、19日には「第53回さばえやっしきまつり」が開催されます。
めがねミュージアムおよびその周辺特設会場で開催される今年の「めがねフェス」では、「Global vision , Local fun 世界はめがねで踊り出す!」をコンセプトに、「めがねを楽しむ」多彩な企画が展開されます。
また、松阜神社境内と参道を中心に開催される「さばえ門前まつり」では、中央中学校吹奏楽部のコンサートや青空マーケットなど、様々な催しが予定されております。
さらに、ふるさとさばえの伝統文化の継承と市民交流を目的とした「第53回さばえやっしきまつり」では、近年の猛暑を踏まえ、開催時期を従来の7月から9月に変更するとともに、「さばえ門前まつり」と連携して開催することで、安全で参加しやすい環境の確保と、中心市街地の更なるにぎわい創出を図ってまいります。
これらのイベントを通じて、本市の産業、歴史・文化、人のつながりといった鯖江ならではの魅力を広く発信し、交流人口の拡大と中心市街地の活性化につなげてまいります。
続いて、「つくる、さばえ」の理念のもと、来月26日・27日に西山公園において、市民参加型のイベント「さばえまつり」が開催されます。
本年度は、これまでの取組みをさらに発展させ、来年度に本格開校する地域イノベーションを学び、実践する場「鯖大」のオープンキャンパスとして、年間を通して様々な実践型プログラムを試行的に実施し、そこで生まれた活動や成果を「さばえまつり」で発表いたします。
このまつりを通じて、多様な主体の交流や新たなつながりを育むとともに、新たなプロジェクトや地域活動の創出、関係人口の拡大につなげ、「つくる、さばえ」の理念を体現する市民主体の創造的で持続可能なまちづくりを推進してまいります。
さらに、西山公園周辺エリアを「まち・まるごと美術館」として展開する「さばえ*まちなか芸術祭」を開催いたします。
10月3日のオープニング「アートフェスタ Autumn Ver.」を皮切りに、同月24日・25日のクロージングイベントでは、ライブやダンスパフォーマンスなどを予定しております。
また、10月27日から11月3日まで、まなべの館において「嚮陽渓命名170年記念展」を開催いたします。西山公園の歴史を紹介し、地域の歴史文化への理解を深めてまいります。
これらの事業を通じて、市民の文化芸術活動への参加促進と交流人口の拡大を図るとともに、西山公園の歴史と魅力を広く発信し、地域への愛着の醸成や地域活性化につなげてまいります。
続いて、産業観光イベント「RENEW」が10月9日から11日にかけて開催されます。
今年は約120社の企業・工房の参加が予定されているほか、開催前日には、市内事業者と全国のバイヤーとのビジネスマッチングの機会創出事業「MEETS THE BUYER」を開催し、商品の販路拡大や新商品開発につなげてまいります。
さらに、西山公園を舞台に10月11日・12日に開催される「鯖江JAMフェスティバル」についてでありますが、今年は、昨年のフェスティバルで大トリを務めた氣志團の皆様をはじめ、総勢22組のアーティストの出演が決定しております。
音楽とともに、西山公園の自然や、そこに集う人々との一体感を感じられることが、本フェスティバルの魅力であります。音楽を通じて、人と人、地域と地域がつながる特別な時間を、市民の皆様とともに創り上げてまいります。
そして、「めがねのまちさばえミライフェス」についてであります。
昨年度まで、SDGsの推進を目的として開催してまいりました「SDGsフェス」を、今年度はSDGsの理念を大切にしながら、眼鏡・繊維・漆器などの「ものづくり」や「市民主役」のまちづくりなど、鯖江の宝を次の世代へつなぐイベントとして、「ミライフェス」にリニューアルし、10月17日・18日に、西山公園で開催いたします。
本フェスでは、「みんなでつくる、さばえのミライ」の実現に向け、子どもたちがボランティアとしてブース運営に参加するなど、未来の担い手の育成を図ってまいります。
また、東京ガールズコレクションプロデュースによるファッションショーや、若い世代に大人気の「しなこ」さんによるステージなど、世代を超えて楽しめる市民参加型コンテンツを展開してまいります。
さらに、本フェスにあわせて、眼鏡やレッサーパンダ、ツツジなど鯖江らしさを表現したオリジナルダンスである「さばえハッピーダンス」を市内園児が披露いたします。さばえハッピーダンスは、EXILE TETSUYAさんのアイデアのもと、EXPG STUDIOさんに振り付けを製作いただいたもので、市内の公私立保育園・こども園・幼稚園にDVDを配布いたしました。
先月28日・29日には、市内4つの保育園等でプロのインストラクターによるダンスレッスンを実施したほか、鯖江高校ダンス同好会の生徒にも指導方法を学んでいただきました。今後は、高校生が保育園等を訪問し園児たちにダンスを教えるなど、世代を超えた学びと交流を大切にしながら、未来を担う子どもたちが笑顔で健やかに成長できるまちづくりを推進してまいります。
子どもから大人まで、市民の皆様が楽しみながら鯖江の魅力や地域の宝に触れ、自ら未来をつくるきっかけとなる場を創出することで、持続可能なまち「さばえ」の実現を目指してまいります。
最後に、10月31日に「SABAE BOOK FES」を開催いたします。文化の館全館を活用した多彩な企画を通じて、本をきっかけとした交流や新たなコミュニティづくりを促進し、本のある暮らしと本に親しむ文化の醸成につなげてまいります。
次に、学生連携の取組みについてでありますが、この夏も、全国の大学から多くの学生が本市を訪れ、鯖江を舞台に様々なまちづくり活動を展開しております。
先週22日・23日には、早稲田大学公認ボランティアサークル「環境ロドリゲス」の学生による体験型環境学習事業「夏鯖江ゆるりん」を開催いたしました。大学生との交流を通じて、市内小学生が環境問題への理解を深める機会となりました。
また、河和田アートキャンプの夏キャンプが今月8日から来月20日まで開催され、県内外から参加する約40人の学生たちが7つのプロジェクトに取り組みます。
学生と地域住民が協働しながら、アート作品の制作やイベント運営などを行うほか、来月には成果展示や活動発表会を予定しております。
次に、地域人材育成プログラムの一環として、立教大学および鯖江高校との連携協定に基づき、今月17日から本日26日まで、同大学のインターンシップ生2人を受け入れております。学生たちは、市役所での業務体験や市民活動の視察などを通じて、本市の特色や地域課題、行政の役割への理解を深めていただきました。
続いて、明治大学との連携事業として、今月24日から28日まで、同大学の学生8人を受け入れております。学生たちは、滞在中、本市の基幹産業である眼鏡産業をテーマに調査・研究活動を行い、最終日にはその成果を発表いただくことで、地域への還元につなげていただく予定であります。
さらに、京都精華大学との連携事業として、来月9日から11日まで、同大学の学生が本市を訪れ、本市で活躍する卒業生や市内事業者等へのインタビューを行います。学生たちには本市の産業や暮らしへの理解を深めていただくとともに、本市といたしましても、本事業を通じて移住・定住や関係人口の創出、地域産業を担う人材の育成につなげてまいります。
あわせて、津田塾大学との連携事業として、10月に開催される「めがねのまちさばえミライフェス」において、同大学の学生が本市の地域資源を活用した体験型企画を実施いたします。学生ならではの視点やアイデアを生かし、本市の魅力発信とにぎわい創出につなげてまいります。
最後に、「鯖江市地域活性化プランコンテスト大学生版」を、来月11日から13日まで開催いたします。全国から選抜された18人の学生が、本市の未来を創造する地域活性化プランの策定に取り組みます。
大学生版に先立ち開催した高校生版では、鯖江高校生をはじめ11人が参加し、高校生ならではの提案が発表されました。
今後は、提案の具現化を進めるとともに、若い世代が主体的に参画できる環境づくりを進めてまいります。
こうした学生との連携を通じて、若者の視点やアイデアを地域づくりに生かし、人材育成と関係人口の拡大、さらには持続可能な地域活性化につなげてまいります。
次に、環境保全の取組みについて申し上げます。
まず、スマートフォンなどで撮影したごみの画像をもとに、AIが本市の分別区分を判定する「AIごみ分別」サービスを、来月1日から開始いたします。このサービスの活用により、市民の皆様の利便性向上と、ごみ分別の適正化を図ってまいります。
また、コウノトリの繁殖についてでありますが、吉川地区の人工巣塔では、4月に誕生したコウノトリのひなが6月19日に無事巣立ち、5年連続で繁殖に成功いたしました。
このほか、令和5年に吉川地区の人工巣塔で孵化し、負傷により野生復帰が困難となったコウノトリについては、福井県からの協議を受け、西山動物園での受入れを検討してまいりました。しかしながら、先月31日、西山動物園の将来構想を検討する委員会からは、動物福祉の向上や環境エンリッチメントの推進のため、既存動物の飼育を優先すべきとの中間提言が示されました。
この提言を踏まえ、庁内関係部局での協議を重ねた結果、西山動物園での受入れは困難と判断し、先週21日に福井県へその旨回答いたしました。
今後も、地域の豊かな自然環境の保全の観点から、福井県と連携しながら環境教育をはじめとする様々な施策を推進してまいります。
次に、子育て環境の充実について申し上げます。
まず、長期休暇中における保護者の負担軽減を図るため、夏季休業期間中、市内4つの児童クラブで注文弁当を提供するモデル事業を実施しております。
クラブによっては保護者の約4分の1が利用登録するなど、一定の利用ニーズが確認されております。
今後は、利用状況や課題を検証し、事業の在り方や実施クラブの拡大について検討してまいります。
また、乳幼児を連れた保護者が安心してイベント等に参加できる環境づくりを進めるため、授乳や搾乳、おむつ替えに利用できる「移動式赤ちゃんテント」の貸出しを開始いたします。
来月に開催される「さばえまつり」でお披露目する予定であり、子育て世帯が安心して外出やイベントに参加できる環境づくりにつなげてまいります。
次に、産業振興の取組みについて申し上げます。
まず、起業や新たな事業展開に挑戦する市内事業者等を支援する「めがねのまちさばえ未来ビジネスチャレンジ事業」についてでありますが、先日23日に公開による最終審査会を開催いたしました。
審査会には市民や事業者の皆様にも幅広くご参加いただき、地域全体でチャレンジを応援する機運の醸成にもつながりました。
今回、最優秀賞および優秀賞に選ばれた3案に加え、応募いただいたすべての事業案について、事業化に向けた伴走支援を実施してまいります。
また、県内外の学生に市内企業の魅力や働く現場を体感していただく「さばえ合同オープンカンパニー」を、今週24日から27日まで開催しております。
市内11社の企業にご参加いただき、全国から参加した13人の学生が、企業見学や若手社員との交流を通じて、本市のものづくり企業への理解を深めます。
今後も、学生と企業との接点づくりを進め、本市企業の認知度向上と人材確保につなげてまいります。
さらに、デザインの力を経営戦略に取り入れ、企業のブランド力向上とイノベーション創出につなげるため、昨年度まで越前市と連携して実施していた「越前鯖江デザイン経営スクール」を、今年度から本市単独事業の「鯖江クリエイティブ道場」として11月に開催いたします。
実践的セミナーや商品・サービス開発キャンプを通じてデザイン思考の導入を推進し、企業の競争力強化を図ってまいります。
国内最大級の眼鏡関連展示会として長年親しまれてきた「IOFT」の終了を受け、新たに「日本国際眼鏡展 JEX」が、10月7日・8日に東京都立産業貿易センター浜松町館で初開催されます。
「鯖江産地フロアー」が開設されるなど、本市眼鏡産業の魅力を広く発信できる絶好の機会であり、産地の更なる発展につながることを期待しております。
次に、観光施策について申し上げます。
まず、鯖江まちなか交流・にぎわい協議会の進捗状況についてでありますが、鯖江駅周辺および中心市街地の再生とにぎわい創出に向け、官民連携のもと具体的な施策の検討を進めております。
これまでに、協議会や幹事会、3つの分科会で協議を重ね、昨日25日には3分科会合同でのワークショップを開催し、アクションプログラム策定に向けた議論を深めてまいりました。
今後も、幹事会や協議会での協議を踏まえながら、本年度中のアクションプログラム策定を進めるとともに、民間投資の誘発につながる環境づくりに取り組んでまいります。
また、4月から実証運用を開始した「ぐるっとSABAEシェアサイクル」についてでありますが、7月末時点の1日当たりの利用台数は約8.5台となり、昨年度のレンタサイクルの約1.3台を大きく上回っております。
特に、イベント開催時の二次交通網として多くの方々に利用いただいており、今後は、利用実態の分析や利用者アンケート等を行い、更なる利便性の向上に努めてまいります。
次に、農業振興の取組みについて申し上げます。
本市では、伝統野菜である「吉川ナス」をはじめ、「さばえさんどーむブロッコリー」、「川島ごぼう」、「さばえ菜花米」など、特色ある農産物の生産振興とブランド化に取り組んでおります。
「吉川ナス」については、生産者の皆様のご努力により、本年も順調に出荷が行われており、学校給食での活用や各種イベントでのPRなどにより、本市を代表する農産物として定着しております。
また、ブロッコリーが4月から国の指定野菜に追加されたことから、更なる需要拡大が期待されております。この機会を捉え、「さばえさんどーむブロッコリー」の生産拡大と品質向上を図るとともに、学校給食や飲食店等での利用促進を進め、地域の主要な園芸作物として育成してまいります。
今後も、生産者や関係機関等の皆様と連携しながら、「吉川ナス」や「さばえさんどーむブロッコリー」をはじめとする鯖江産農産物の魅力と価値を広く発信し、農業者の所得向上と地域農業の更なる活性化につなげてまいります。
こうした中、物価高騰による肥料や農業資材等の価格上昇により、米や野菜をはじめとする本市農業を取り巻く経営環境は、依然として厳しい状況が続いております。引き続き、関係機関と連携しながら、今後の動向を注視してまいります。
次に、教育施策について申し上げます。
まず、市内全校に導入したAIロボット「LOVOT」を用いた「LOVOT活用アイデアコンテスト」において、市内3つの小学校が一次審査を通過し、先週19日に開催された二次審査でプレゼンテーションを行った結果、吉川小学校のアイデアが小学生部門の最優秀賞を受賞いたしました。これは、人を幸せな気持ちにすることができるLOVOTの特性に着目し、その新たなLOVOTの動きを児童自らが考案し、発表したものであります。
私も二次審査会に出席いたしましたが、子どもたちが、柔軟な発想で新たなアイデアを提案したことは大変意義深く、本市の児童の主体的な学びの成果が高く評価されたものと受け止めております。
また、本市の歴史・文化に関する取組みについてでありますが、本市と越前町の初の連携事業として、10月18日に三床山城と三峯城を舞台とした登山イベントを実施いたします。
本事業は、「山城」をテーマに、歴史シンポジウムや登山イベントを通じて地域資源の魅力を発信し、文化財の保存活用について考える機会とするもので、第1弾として6月20日に開催した歴史シンポジウムには、180人を超える皆様にご参加いただきました。
今回の登山イベントでは、測量図を参考にしながら山城跡を歩き、その魅力を体感していただくとともに、文化財の保存活用につなげてまいります。
続いて、スポーツ振興についてでありますが、「鯖江市民スポーツの日」を10月4日に総合体育館および陸上競技場周辺で開催いたします。
当日は、誰もが気軽に参加できるスポーツ体験のほか、リレーマラソンを初開催し、市民の皆様が気軽にスポーツに親しむ機会の創出を図ってまいります。
それでは、本日ご提案いたしました主な議案について、ご説明申し上げます。
議案第66号「令和8年度一般会計補正予算(第2号)」についてでありますが、総務費におきまして、市民の通勤・通学等を支える地域鉄道の安定的な運行を維持するため、電気料金高騰の影響を受けている鉄道事業者を支援する経費として77万円余を計上いたしました。
また、民生費におきまして、神明苑再整備に向けた基本構想策定の委託料等として613万円、ケアハウスのナースコール設備更新に係る経費として2千450万円、私立こども園が実施する保育環境整備に対する補助として2千854万円余を計上するとともに、神明地区公立認定こども園整備事業における国庫補助金の交付決定額の減に伴う財源更正を行いました。
また、商工費におきまして、市内事業者の資金繰りを支援するため、制度融資の利用増加への対応および小規模事業者経営改善資金の利子補給制度の拡充に係る経費として2千738万円余、文殊山大正寺ルート遊歩道の良好な利用環境を維持するため、地元が実施する倒木撤去等に対する負担金として55万円、計画的かつ継続的な自転車利用環境の整備を推進するため、地域公共交通活性化協議会が策定する鯖江市自転車活用推進計画に係る負担金として205万円を計上いたしました。
また、教育費におきまして、冬期通学バスに係る人件費の上昇に伴う運賃改定による保護者負担の軽減を図るため、生徒一人当たりの補助額を増額するとともに、利用者数の増加に対応する経費として187万円を計上したほか、市民プール改修事業における国庫補助金の交付決定額の減に伴う財源更正を行いました。
これらの結果、一般会計の9月補正予算額は9千180万円で、補正後の予算総額は、377億8千740万円となりました。
その他の議案につきましては、それぞれの理由に基づき提案いたしました。
以上、私の市政に対する所信の一端と今回提案いたしました議案について申し上げました。何とぞ慎重にご審議のうえ、妥当なご決議を賜りますようお願い申し上げます。
お問い合わせ
このページは、総合政策課が担当しています。
〒916-8666 鯖江市西山町13番1号(市役所本館3階)
総合政策課
政策推進グループ
TEL:0778-53-2263
さばえSDGs推進センター
TEL:0778-42-8938
FAX:0778-42-8939


















