レッサーパンダ（ひかり）の死亡について

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最終更新日：2024年4月5日

鯖江市西山動物園で飼育中のレッサーパンダのうち、愛称ひかり（メス・10歳）が令和6年3月10日に死亡しましたのでお知らせします。

レッサーパンダ　生前のひかり
チャーミングな人気者でした。

愛称　ひかり　性別メス　10歳
出生年月日　2013年7月18日
死亡年月日　2024年3月10日
【死因について】
2024年3月10日に死亡したレッサーパンダの「ひかり」の死因についてお知らせいたします。
病性鑑定の結果、ひかりの死因はボール状に固まった竹の葉が腸管内に滞留したことによる「腸閉塞」でした。
これまで西山動物園では腸閉塞での死亡はありませんでしたが、他園において同じようにレッサーパンダが腸閉塞が原因で死亡してしまった例は複数あります。
竹の葉が固まってしまった原因は特定できませんが、他の飼育園とも情報を共有し、他のレッサーパンダたちがより良い環境で暮らすことができるよう努めてまいります。
ひかりは人懐っこい性格や愛らしい仕草で多くの方に愛されてきました。
現在もたくさんの献花やお供え物、温かいメッセージをいただいています。ありがとうございます。皆様と一緒にひかりの冥福を祈りたいと思います。

2024年3月9日　亡くなる前日の夕方までは変わらない様子で通常どおり公開しており、飼育管理では異常は認められませんでした。
2024年3月10日朝の8時30分頃に死亡しているのを確認しました。

2013年7月10日に父親のヤンヤン、母親のキラリとの間に西山動物園で誕生しました。双子であるライトと同じく星空にちなんで名付けられました。好奇心旺盛で物怖じしない性格でした。
好物のリンゴを右手に持ち、少し肩を上に向けるという特徴的な食べ方をして来園者の皆様に愛されたレッサーパンダでした。

ひかりの死を悼み、3月12日（火曜日）から3月31日（日曜日）まで「レッサーパンダのいえ」のラウンジにおいて、献花台を設置します。