12月10日（日曜日）ボストン・レッドソックス所属の吉田正尚選手をはじめ多くのプロ野球選手を輩出し、鯖江ボーイズの本拠地にもなっている西山公園野球場に記念のモニュメントができました。

　西山公園野球場は、昭和39年（1964年）に総工費4,200万円をかけて完成しました。当時、周辺市町村では既に福井市営球場、武生市営球場があり、鯖江市でも野球愛好者が待ち望んでいた専用施設でした。市内のスポーツ施設の中では、最も早く整備された施設でもあります。昭和52年9月には南グラウンド（有定町）とともにナイター設備が完成、その後何度かの改修工事を経て、平成24年には球場の両翼奥に高さ7mの防球ネットを設置しました。
　この防球ネットは、吉田正尚選手（ボストン・レッドソックス）が鯖江ボーイズ在籍時の3年間（平成18年〜平成20年）に場外弾を連発したため、吉田選手が高校・大学へと進学した後にはなりますが、道路や住宅地など周囲への安全面を考慮し設置に至ったもので、鯖江ボーイズの選手達の間では偉大な先輩の名を冠して「吉田ネット」と呼ばれています。

モニュメントには、「ボール型絵馬」が掛けられるようになっており、野球少年・少女達からの夢や願い・応援メッセージを書いた絵馬でモニュメントをデコレーションしていく予定です。「ボール型絵馬」は、スポーツ課および総合体育館で一般希望者にも無料配布しています。
【配布時間】
スポーツ課　平日：8時30分〜17時00分
総合体育館　火〜日：8時30分〜17時00分