『豊むかしむかし』は、おじいさんおばあさんから受け継がれてきた話を後の世に残すために、豊地区豊寿会連合会（老人会）のお年寄りからお聞きし、それを豊地区婦人福祉協議会の方々がまとめられたものです。
　小学校の子どもさんにも読めるように、現在使われている言葉で書かれています。
　しかし、方言（豊地区で古くから使われていた言葉）も残しておきたいので、会話文だけは方言になっています。
　また、一部常用漢字以外の言葉も使われていますが、読みやすいようにふりがなをつけてあります。
　豊地区は、今では田や畑の耕地整理をし、山をけずり、大きな道をつくって大へん住みやすくなりましたが、昔からあった大切なものがずいぶん失われています。私達の先祖は、小さい時から厳しい環境の中に在っても、明るく、たくましく、のびのびと大きく育ち、進取の気性で豊地区の発展に寄与されました。
　『豊むかしむかし』は、第四集をもちまして終了いたします。先人の残された遺産を大切にし、この町に住む人の心を温かく培うものとして御愛読されますようお願いいたします。

豊むかしむかし 「第1集もくじ」

豊むかしむかし 「第2集もくじ」

豊むかしむかし 「第3集もくじ」

豊むかしむかし 「第4集もくじ」