鯖江市指定文化財

れんげじきゅうぞうきめんばこ(しきゃくからびつ)
蓮華寺旧蔵鬼面箱(四脚唐櫃)(1個)

指定 
所在地 
管理者 
時代
 
《市指定》 平成22年2月10日  
鯖江市川島町 加多志波神社
川島町
1400年頃(室町時代初期)
 

 国指定文化財・木造追儺面(もくぞうついなめん)[前出3]が収蔵されていた唐櫃である。4面はそれぞれ1枚板で、底板は2枚の板からなっている。4面には脚が付いており、底を床から浮かせて風通しを良くし、湿気を防ぐ構造となっている。箱の4面と4脚はスギ材で、底板はヒノキ材であり、箱の4面の内側には墨書銘文が見られる。銘文には、朝倉家3代当主・貞景(さだかげ)の子で、敦賀郡司であった朝倉景紀(かげのり)の晩年についての記述があり、数少ない戦国期の資料として重要といえる。
 制作年代は、年輪年代測定法により、1400年頃(室町時代初期)と推定される。市内のみならず県内最古の唐櫃であり貴重である。
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