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教えて! 飼育係さん  

西山動物園の動物に関する素朴な疑問や教えてほしいことまで、飼育係が質問にお答えするコーナーです。

Q20. レッサーパンダが行うマーキング(においづけ)とは?
レッサーパンダの肛門周辺には肛門腺があり、なわばりやコミュニケーションの手段として、お尻から出る匂いを石や木などにこする行動をひんぱんに行います。これをマーキング(においづけ)と呼び、特に1月〜3月の発情期はもっとも多くなります。においづけの対象は石や木などの他に、仲間のパンダのしっぽににおいづけしたり、中には飼育係の長靴にお尻をこすりつけるパンダもいます。

Q19. タンチョウの名前の意味を教えてください
タンチョウは漢字では「丹頂」と書きます。丹は赤いという意味があり、頂は頂上の意味です。頂上の赤いツルという事で、タンチョウヅルとも呼ばれます。
ちなみに、頭の赤い部分は羽ではなく、皮膚です。赤い色は血が透けて見えるためで、怒ったり興奮したりすると真っ赤になって大きく広がり、特に繁殖期にはっきりします。

Q18. キンケイやギンケイは、生まれた時からきれいな色をしていますか? ギンケイのオス
キンケイやギンケイはオスの方が美しく、メスは地味な色をしていますが、ヒナの頃はオス・メスに関係なく地味な色をしています。生後2年目になると、オスは美しい姿になります。メスやヒナが地味な色をしているわけは、子育て中などに外敵から見つかりにくいように地味な色をしているのだと考えられます。ちなみにオスは子育てには関わりません。

Q17. フランソワルトンは国内でどのくらい飼われているのですか?
フランソワルトンは、西山動物園を含めた、国内の8園館にて合計31頭が飼育されています。(2004年12月31日現在)
動物園では、子どもが生まれるなどして個体数が増えると、動物園同士が協力し合って、個体の交換や貸し出しを行い、動物が暮らしやすい環境を保てるように努力しています。

Q16. タンチョウは毎日、何を食べていますか?
タンチョウは毎日、朝1回エサを与えています。エサは、アジ(生魚)を1頭あたり約15匹、白菜を細かく切ったもの、南極オキアミ(エビの形をしているが、エビの仲間ではなく、動物性プランクトンに分類)、ツル用ペレットなどを与えています。
タンチョウの食事風景をご覧になりたい方は、午前中の9時〜9時半あたりにお越しいただくとご覧いただけます。

Q15. 動物たちのエサはどこからとってくるの?
西山動物園で飼育している生き物たちは、野生動物がほとんどで、本来なら、野山で果物や木の芽、昆虫などを食べています。しかし、動物園では生息地の野山の食べ物を必要な分、用意することは難しいことです。
そこで、野生のデータや国内外の動物園での飼育例を参考に、リンゴやニンジン、バナナ、小松菜などは青果物店に、ソーセージ、配合飼料、竹の笹などは業者さんなどから、1年を通して入手したものを中心に与えています。

Q14. 動物のからだを洗ったり、ブラシをかけたりしてあげるの?
動物園で飼育している動物は基本的に、洗ったり、ブラシをかけたりすることはありません。皮膚病や寄生虫が発生した時などは、薬の入った水で洗うことはあります。

Q13. タンチョウのオスとメスの見分け方を教えてください
タンチョウ
タンチョウは知られているように、オスとメスは同じ外見をしています。一般的にオスのほうが体格がよく、くちばしが太いなどと言われていますが、外見ではなかなか判断することができません。西山動物園では、模様や体格などの特徴を覚えて判断しています。
その他の方法として、繁殖期でのペアの鳴き合いで見分ける方法や、血液検査で見分ける方法などがあります。

Q12. 動物はどうやって見分けているの?
動物の健康管理(食欲、病気予防)やペアの把握などをするうえで、個体識別は動物園にとって重要な業務です。個体識別の方法には、用具を用いたり(顔に刺青を入れたり、マイクロチップを埋め込む)、足輪を付けたり、体の特徴で区別するなどがあります。
西山動物園では台帳で1頭1頭をデータで管理し、体の特徴で区別して見分けています。動物たちを見分ける(覚える)ことも、より動物園を楽しむ方法のひとつかもしれませんね。

Q11. シロテテナガザルはどうして大きな声で鳴くのですか? シロテテナガザルの子ども
視界の悪い熱帯雨林に生息するシロテテナガザルは、なわばりの維持や異性と出会うために、または夫婦の絆を深めるために大きな声を出すといわれています。いったん鳴き出すと、長い時には10分以上続きます。その声は1キロ以上離れた場所でも聞こえるほどです。西山動物園で飼育しているシロテテナガザルは、天気の良い早朝や日中に特によく鳴いています。

Q10. インドクジャクが羽根を広げているのを見るには? 羽を広げたインドクジャク

インドクジャクは、春から夏にかけて尾羽を広げ、5月をピークに広げる回数も増えてきます。オスはの尾羽は最長で約150cmまで伸び、発情期が終わるとすべて抜け落ちてしまいますが、冬の終わりには再び生えてきます。
ところで、クジャクというと美しい尾羽を持つオスばかりが目立ちますが、実はメスも尾羽を広げます。
広げることはたまにしかなく、また、ひろげている時間も少ないので、なかなか見ることはできないかもしれませんが、もしメスが広げているところを見ることができたなら、その日のあなたはすごくラッキーなのかもしれませんよ。
※写真は尾羽を広げるインドクジャクのオス(上)とメス(下)

Q9. 鳥が卵を産んだら、その卵はどうするのですか?
自然では親が卵を産むと、巣にこもりふ化まで世話をしますが、飼育下ではヘビに取られたり、オスに邪魔されたりすることがあります。そこで動物園では、飼育係が卵を機械でふ化させて育てることがよくあります。


Q8. 飼育動物はどこから来たの?
西山動物園の飼育動物12種のうち8種は、友好の証しとして北京動物園から贈られた動物です。
それ以外の動物では、ボリビアリスザルは動物商から、チャボは個人からいただき、インドクジャクは他の動物園との交換でやってきました。

Q7. フランソワルトンはどんなエサを食べているの? フランソワルトン
木の葉を主食とするフランソワルトンには、リンゴやバナナといった果物のほかにトウネズ、モチの木、クワ、サカキなどの木の葉を与えています。
これらの木の葉は動物園周辺で栽培しています。

Q6. チャボ(ニワトリ)は飛ぶことができますか? チャボ
飛ぶことはできません。
古くから人間は、ニワトリの卵や肉を食べるために飼い慣らして改良してきました。そのため、飛ぶ能力は弱くなってしまいました。
動物園では、ニワトリの仲間であるチャボを来園者が身近で観察できるように、園内で放し飼いにして飼育しています。

Q5. 動物も歳をとりますか?
動物もヒトと同じく歳をとります。動物園の動物もそれは同じです。
寿命は動物によって異なりますが、高齢になると動きが鈍くなり、毛並みも悪くなり白髪が増えてきます。

Q4. 休園日の飼育係さんはどんな仕事をしていますか? 飼育動物への給餌
休園日には、タンチョウの池や動物舎の消毒といった清掃を行なったり、動物が快適に過ごせるように遊木や土を入れたり、動物舎の不良個所などを直すなどの整備も大事な仕事です。
基本的に、来園者のいない休園日だからこそできる仕事を行なっています。


Q3. 寒さに弱い動物たちには、どんな対策をしていますか?
飼育動物の中でも特にサルの仲間は寒さに弱く、調子をくずしやすいので、飼育施設にはストーブや赤外線ライト、エアコンといった暖房設備が充実しています。
ボスビアリスザル舎
ボリビアリスザル舎の中には
冬の間、ストーブがはいっているよ。
寝台
台の中には電熱線が埋め込まれているよ。
座ると暖かいよ。
赤外線ライト
暖房用の赤外線ライト
エアコン
部屋の中にはエアコンもついてるよ。


Q2. インドクジャクのオスはどうして尾羽を広げるの?
これはインドクジャクの求愛行動で、オスはメスに尾羽を広げて見せることで、自分をアピールしているのだと言われています。
この目玉模様の羽が多ければ多いほど、メスにもてると言われています。


Q1. 動物園で飼育しているカメも冬眠をしますか?
ミシシッピアカミミガメ
冬眠をします。
カメの仲間は寒くなってくると食欲がなくなり、動きも鈍くなり、冬眠にはいります。
動物園で飼育しているカメも、11月頃になり来園者がほとんど無くなると、飼育ケースの中でじっと動かなくなるので、飼育ケースごと、動物園の奥にしまっています。



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