動物の健康管理(食欲、病気予防)やペアの把握などをするうえで、個体識別は動物園にとって重要な業務です。個体識別の方法には、用具を用いたり(顔に刺青を入れたり、マイクロチップを埋め込む)、足輪を付けたり、体の特徴で区別するなどがあります。
西山動物園では台帳で1頭1頭をデータで管理し、体の特徴で区別して見分けています。動物たちを見分ける(覚える)ことも、より動物園を楽しむ方法のひとつかもしれませんね。
視界の悪い熱帯雨林に生息する
シロテテナガザルは、なわばりの維持や異性と出会うために、または夫婦の絆を深めるために大きな声を出すといわれています。いったん鳴き出すと、長い時には10分以上続きます。その声は1キロ以上離れた場所でも聞こえるほどです。西山動物園で飼育しているシロテテナガザルは、天気の良い早朝や日中に特によく鳴いています。
Q10. インドクジャクが羽根を広げているのを見るには?
インドクジャクは、春から夏にかけて尾羽を広げ、5月をピークに広げる回数も増えてきます。オスはの尾羽は最長で約150cmまで伸び、発情期が終わるとすべて抜け落ちてしまいますが、冬の終わりには再び生えてきます。
ところで、クジャクというと美しい尾羽を持つオスばかりが目立ちますが、実はメスも尾羽を広げます。
広げることはたまにしかなく、また、ひろげている時間も少ないので、なかなか見ることはできないかもしれませんが、もしメスが広げているところを見ることができたなら、その日のあなたはすごくラッキーなのかもしれませんよ。
※写真は尾羽を広げるインドクジャクのオス(上)とメス(下)
Q9. 鳥が卵を産んだら、その卵はどうするのですか?
自然では親が卵を産むと、巣にこもりふ化まで世話をしますが、飼育下ではヘビに取られたり、オスに邪魔されたりすることがあります。そこで動物園では、飼育係が卵を機械でふ化させて育てることがよくあります。
Q8. 飼育動物はどこから来たの?
西山動物園の飼育動物12種のうち8種は、友好の証しとして北京動物園から贈られた動物です。
それ以外の動物では、ボリビアリスザルは動物商から、チャボは個人からいただき、インドクジャクは他の動物園との交換でやってきました。
Q7. フランソワルトンはどんなエサを食べているの?
木の葉を主食とする
フランソワルトンには、リンゴやバナナといった果物のほかにトウネズ、モチの木、クワ、サカキなどの木の葉を与えています。
これらの木の葉は動物園周辺で栽培しています。
Q6. チャボ(ニワトリ)は飛ぶことができますか?
飛ぶことはできません。
古くから人間は、ニワトリの卵や肉を食べるために飼い慣らして改良してきました。そのため、飛ぶ能力は弱くなってしまいました。
動物園では、ニワトリの仲間であるチャボを来園者が身近で観察できるように、園内で放し飼いにして飼育しています。
Q5. 動物も歳をとりますか?
動物もヒトと同じく歳をとります。動物園の動物もそれは同じです。
寿命は動物によって異なりますが、高齢になると動きが鈍くなり、毛並みも悪くなり白髪が増えてきます。
Q4. 休園日の飼育係さんはどんな仕事をしていますか?
休園日には、タンチョウの池や動物舎の消毒といった清掃を行なったり、動物が快適に過ごせるように遊木や土を入れたり、動物舎の不良個所などを直すなどの整備も大事な仕事です。
基本的に、来園者のいない休園日だからこそできる仕事を行なっています。
Q3. 寒さに弱い動物たちには、どんな対策をしていますか?
飼育動物の中でも特にサルの仲間は寒さに弱く、調子をくずしやすいので、飼育施設にはストーブや赤外線ライト、エアコンといった暖房設備が充実しています。
ボリビアリスザル舎の中には
冬の間、ストーブがはいっているよ。 |

台の中には電熱線が埋め込まれているよ。
座ると暖かいよ。 |

暖房用の赤外線ライト |

部屋の中にはエアコンもついてるよ。 |
Q2. インドクジャクのオスはどうして尾羽を広げるの?
これは
インドクジャクの求愛行動で、オスはメスに尾羽を広げて見せることで、自分をアピールしているのだと言われています。
この目玉模様の羽が多ければ多いほど、メスにもてると言われています。
Q1. 動物園で飼育しているカメも冬眠をしますか?
冬眠をします。
カメの仲間は寒くなってくると食欲がなくなり、動きも鈍くなり、冬眠にはいります。
動物園で飼育しているカメも、11月頃になり来園者がほとんど無くなると、飼育ケースの中でじっと動かなくなるので、飼育ケースごと、動物園の奥にしまっています。