西山動物園では、開園時からこれまでに約30頭のレッサーパンダが繁殖し、当園で飼育しているパンダの他にも全国各地の動物園で活躍しており、孫やひ孫も多く生まれています。このコーナーでは、各地の動物園で飼育されている西山動物園にゆかりのあるレッサーパンダを紹介します。
トミー 富山市ファミリーパーク
1995年6月24日 鯖江市西山動物園生まれ オス
トミーは、西山動物園にてピンピン(平平)とアイアイ(愛愛)との間に生まれ、1998年にブリーディングローン(繁殖を目的とした貸し出し)で富山市ファミリーパークに移動しました。
現在飼育中である富山市ファミリーパークの飼育担当者から最近のトミーの様子について、コメントをいただきました。
「トミーは1998年8月24日にファミリーパークにやって来ました。少々怖がりのところがあり、何かに驚くと巣箱に入ってなかなか出てこないこともあります。一昨年、同居していたメスのララがいなくなり一人暮らしでちょっと寂しそうですが、毎日元気に過ごしています。」(文・画像提供 富山市ファミリーパーク)
 トミーは父親のピンピン、母親のアイアイの間に生まれたので、タカシの実の弟になります。当園で飼育していた頃のトミーも少々怖がりな面がありましたが、よく動き回り活発でオスらしい面もありました。子どもの頃、母親のアイアイの後ろをついて歩くトミーを思い出しました。これからも元気でいてほしいと願っています。
こずえ(梢) 京都市動物園
1991年7月4日 鯖江市西山動物園生まれ メス
こずえ(梢)は、西山動物園にてピンピン(平平)とアイアイ(愛愛)との間に生まれ、1993年にブリーディングローン(繁殖を目的とした貸し出し)で京都府の京都市動物園に移動しました。
現在飼育中である京都市動物園の飼育担当者から最近のこずえの様子について、コメントをいただきました。
「1993年に来園した梢は、色白でとても人なつっこい個体です。昔はレッサーパンダ舎の横を走る遊園地の汽車をじっと眺めているのがお気に入り。雪の日に、はしゃぎ回って雪の中にダイブする姿が見られました。そんな梢も15歳になり、同居の茶々(13歳)と静かに暮らしています。」(文・画像提供 京都市動物園)
 こずえの母親アイアイ(愛愛)にとって、初めての出産がこずえでした。初めてということもあり、飼育係も子育ての様子を心配しながら見守ったことを思い出します。また、母子でじゃれあっていた姿を懐かしく感じます。こずえは、繁殖を目的に移動しましたが、残念ながらこれまで繁殖には至っておりません。年齢的にこの先、繁殖は難しいかもしれませんが、一日でも長く元気に暮らしてほしいと思います。
チュンチュン(春春) 池田動物園
1992年6月22日 鯖江市西山動物園生まれ オス
チュンチュンは、西山動物園にてユウユウ(友友)とランラン(蘭蘭)との間に生まれ、1994年にブリーディングローン(繁殖を目的とした貸し出し)で岡山県の池田動物園に移動しました。
現在飼育中である池田動物園の飼育担当者から最近のチュンチュンの様子について、コメントをいただきました。
「1994年2月に来園。その時、西山動物園の方からは、「シャイな性格」と伺っていました。がっ!!飼育係を追いかけてくるほど元気でヤンチャな性格でした。現在、子どもたちが東京、愛媛の動物園に1頭ずついて、それぞれの子どもたち、つまりチュンチュンの孫2頭や他の仲間たちと一緒に、仲良く元気に暮らしています。」(文・画像提供 池田動物園)
 チュンチュンも年齢が14歳となり、オスとして風格のあるレッサーになっているようです。これまでに8頭の子どもをもうけるなど活躍したようです。池田動物園では現在、チュンチュンの孫を2頭飼育中とのことで、チュンチュンの血を継ぐ繁殖個体として期待したいですね。
メイメイ(美美) 江戸川区自然動物園 2007年死亡
1988年6月19日 仙台市八木山動物公園生まれ メス
メイメイは、仙台市八木山動物公園との交換で西山動物園に来園。西山動物園では、2頭の子を無事に育て上げ、、その内の1頭が現在、旭山動物園で飼育中のヨウヨウ(陽陽)です。
現在飼育中である江戸川区自然動物園の飼育担当者から最近のメイメイの様子について、コメントをいただきました。
「メイメイ(美美)は当園の個体の中は元より、他で飼育されている誰よりも顔立ちが美形で、体色もレッサーパンダらしい色合いです。今年も無事に換毛を終え、きれいな夏毛になりました。元気一杯で幸せな毎日をすごしてもらいたいです。」
(文・画像提供 江戸川区自然動物園)
 当園から2001年に旅立って、はや5年の歳月が経ちましたが、元気に暮らしているようでなによりです。これからも元気に、幸せな毎日を送ってほしいものです。
ヨウヨウ(陽陽) 旭川市旭山動物園
1992年6月19日 鯖江市西山動物園生まれ オス
ヨウヨウはピンピンとメイメイとの間に西山動物園で誕生し、1993年に旭川市旭山動物園に移動しました。
現在飼育中である旭山動物園の飼育担当者から、最近のヨウヨウの様子について、コメントをいただきました。
「1993年に旭山動物園にやってきたヨウヨウ(陽陽)は、短いしっぽがチャームポイントです。今年で15歳になるおじいちゃんパンダで、最近では年のせいかさらに性格がおっとりしてきました。これからももっと長生きして、旭山を見守ってほしいと思います。」
(文・画像提供 旭川市旭山動物園)
 旭山動物園に移動が決まった頃のヨウヨウは、まだあどけなさが残る1歳未満の子どもでした。短いしっぽを振りながら遊んでいたことを懐かしく思います。おじいちゃんとなった今でも元気に活躍しているようで嬉しいですね。これからも旭山動物園のおじいちゃんパンダとして、元気に長生きしてほしいと思います。
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