シセンレッサーパンダ
哺乳類 食肉目 アライグマ科
英名 Lesser Panda 学名 Ailurus fulugens styani
分布その他
ヒマラヤ南部や中国の四川省、雲南省、ミャンマーの標高1,800〜4,000mの森林や竹林にふつう単独で暮らしています。昼間は休息していることが多く、主に日暮れ、夜間、明け方に活動します。竹やタケノコ、果実を主に食べていますが、ときには小さな哺乳類、鳥、卵などを食べることがあります。木登りは上手ですが、採食は地上でおこないます。出産は夏に木の洞や岩穴でおこなわれ、妊娠期間は90〜150日です。寿命は8〜10年で、飼育下では約15年ほどです。
特徴
頭は丸く、耳は割合大きくて三角にとがっています。体の毛はやわらかくて長く、尾は長くてふさふさして、淡い褐色のリングがあります。背中は濃い栗色、耳の裏側、四肢、腹側は黒っぽく、鼻口部、唇、頬、耳の先は白色です。爪は半ばひっこめることができます。前足には手首の骨が変化した特殊な突起があり、これと他の指とを使って物を持つことができます。木登りがうまく、またなわばりやコミュニケーションの手段としてにおいづけ(マーキング)をさかんにおこないます。体の大きさは、頭胴長56〜63cm、尾長37〜50cm、体重4〜7kg。肛門周辺には肛門腺があります。乳頭は8個あります。
シセンレッサーパンダはネパールレッサーパンダに比べて体が大きく、額の部分が高く、体色が濃いのが特徴です。
参考書籍
世界の動物 分類と飼育2 食肉目
発行 (財)東京動物園協会