posted:2013.11.12
今年も日本をはじめイタリア、フランスなど世界20カ国430社の眼鏡関連企業が集まり、10月9日(水)から11日(金)にかけ東京ビックサイトでIOFT2013が開催されました。今回のIOFTレポートでは、出展された数多くの眼鏡、サングラスの中からデザイン・機能性などの項目で厳しい審査の上選ばれるアイオブザイヤー2014のグランプリを受賞された鯖江が誇る産地企業の受賞製品や会場の様子、メガネベストドレッサー賞の受賞式をお伝えします。
「今年の自信作はどれですか?」気になった出展ブースをご紹介
THE 291/福井県眼鏡協会
福井県の基幹産業であるめがね産業の更なる発展を目指した活動を行っている福井県眼鏡協会のブース、今年はオープンスペースになっていて、中央は商談スペースが設けられ、多くの人で賑わっていました。
website:
http://www.the291.com/
【過去インタビュー記事】
・メガネザンマイvol.23「産地だからできること、産地にしかできないこと。」
有限会社谷口眼鏡
谷口眼鏡の看板ブランドであるターニング。そのターニングの新作がアイオブザイヤーのメンズ部門でグランプリ受賞。谷口眼鏡は昨年に続き、2年連続でメンズ部門グランプリという快挙を達成されました。作りの美しさに加え、掛け心地のよさも鯖江の熟練の職人の技を感じさせます。
website:
http://www.turning-opt.com/
株式会社三工光学
アイオブザイヤー機能・技術部門でグランプリに輝いた三工光学の新製品モンブルー。モンブルーという名前はものづくりとこの製品のイメージカラーである青色を組み合わせた名称だそうです。三工光学の独自の工程を行うことによって、眼鏡のレンズを入れる溝線をなくし、従来よりも複雑な工程を減らし、パーツ数も減らすことに成功した未来志向の眼鏡です。機能・技術部門で鯖江のメーカーがグランプリの栄光を勝ち取れたのは、鯖江の技術力の高さがあってこそですね。
website:
http://www.sankokogaku.co.jp/
株式会社レインコート
2010年よりオリジナルブランド「59HYSTERIC」を手掛け、破竹の勢いで急成長を遂げるレインコート。眼鏡といったらまず鯖江をイメージされる人が多いと思いますが、この会社の新ブランド名はなんと「河和田」。確かに鯖江の河和田地区は眼鏡づくりの発祥の地ですが、河和田=越前漆器を連想される方は多いはず。さすがレインコート。目のつけどころが違います。
website:
http://kawada-eyewear.com/
【過去インタビュー記事】
・メガネザンマイvol.49WHO DO YOU THINK YOU ARE?